※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
テーマ:インタビュー記事を書く流れとツールの活用法
この文章は、あるライターが実践しているインタビュー記事作成の具体的なフローを解説したものです。
あくまで一つの方法であり、これが唯一の正解ではないという前提で、参考にしてください。
【全体像】インタビュー記事作成の4ステップ
話者が実践しているインタビュー記事作成の流れは、以下の4つのステップで構成されています。
- AIツールでの文字起こし
- 録音した音源をAIツール(Notta)で自動的にテキスト化する。
- 文字起こしの整文(外注)
- AIが作成したテキストを、外注パートナーに依頼して読みやすい文章に整えてもらう。
- Scrivener(スクリブナー)での構成整理
- 整文されたテキストをScrivenerというツール上でトピックごとに分類・整理し、記事の骨子を組み立てる。
- Googleドキュメントでの執筆
- Scrivenerで固めた構成を基に、Googleドキュメントで本文を執筆する。
【ステップ1】録音と音源の準備
インタビュー記事作成は、まず質の良い音源を確保するところから始まります。
録音機材:iPhoneとボイスレコーダーの二刀流
- iPhone と オリンパス社製のボイスレコーダー の2台で録音しています。
- 機材トラブルで録音できていなかった、という最悪の事態を避けるため、必ず2台で録音することが重要です。
音質について
- 話者の体感では、iPhone(14 Proを使用)の方が音がクリアに聞こえます。
- ダイヤモンド社の編集者も「もはやiPhoneの方が音がいい」と話していたそうです。
- ただし、雑音が多い環境ではボイスレコーダーの方が有利な場合もあるかもしれません。
おすすめのボイスレコーダー
- 話者はオリンパス社の11,000円〜15,000円程度のモデルを使用しています。
- 以前はAmazonで4,000円程度の安価なモデルも使っており、iPhoneをメインに使うなら、サブのレコーダーは安価なものでも問題ないという考えです。
音源のPCへの取り込み
- iPhoneの「ボイスメモ」で録音した音源を、iCloudに保存。
- PCからiCloudにアクセスし、音源ファイルをダウンロードします。
- この音源ファイルを、次のステップで使うAI文字起こしツールにインポートします。
【ステップ2】AI(Notta)での文字起こしと外注による整文
録音した音源を、執筆の土台となるテキストデータに変換していきます。
AI文字起こしツール「Notta(のった)」の活用
- ダウンロードした音源ファイルを Notta にインポートすると、1分程度の速さで自動的に文字起こしが完了します。
- Nottaは話者(話者1, 話者2など)を自動で判別してくれます。
- テキストと音声が連動しており、テキストの特定の箇所をクリックすると、その部分の音声を再生・確認できるため非常に便利です。
文字起こしの整文(外注)
- AIが生成したテキストは、意味は通じるものの、「えー」「あのー」といった不要な言葉(ケバ)が多く、話し言葉のままなので、そのままでは記事にしにくいです。
- そこで、このAIによる文字起こしデータを 外注パートナーに渡し、読みやすい文章に整えてもらいます(整文)。
- 話者は、過度に修正する必要はなく、「内容が分かれば良い」というレベルで依頼しています。
【補足】文字起こしの費用相場
- 費用はライターによって様々です。
- 1時間の音源で 2,500円(格安)〜7,200円 と幅があります。
- 5,000円〜7,000円 がおおよそのボリュームゾーンという印象です。
- 話者自身が依頼した際は、1時間あたり6,000円程度でした。
【重要】文字起こしに関するQ&A
Q. そもそも文字起こしは必要? 外注すべき?
- 結論:した方が原稿の質が格段に上がるので推奨。
- 以前は話者も、音声を聞きながら要点だけをメモする方法を採っていましたが、以下の理由から全文を文字起こしする方法に変えました。
- 抜け漏れがなくなる:要点メモでは、重要でないと判断した部分を切り捨ててしまいがちです。
- 思わぬ発見がある:取材時には不要だと思った雑談の中に、実は記事の重要なパーツが隠れていることがよくあります。
- 文脈が正確に把握できる:前後のつながりが分かることで、より深い理解に基づいた執筆ができます。
- 外注か自力か
- 時間対効果を考えれば 外注がおすすめ です。
- ただし、費用がかかるため、利益との兼ね合いで 自分で整文するのも一つの手 です。その場合でも、NottaなどのAIツールは活用すべきです。
- 「原稿料2万円以上なら外注する」のように、自分なりの基準を設けているライターもいます。
Q. おすすめの文字起こしツールは?
- Notta(ノッタ):
- コストパフォーマンスが非常に高いです。
- 数年前に比べて精度が劇的に向上しています。
- Rimo(リモ):
- 精度は今でも業界トップクラスかもしれません。
- ただし、Nottaに比べて高価です。
- 結論:以前はRimoの精度が圧倒的でしたが、現在はNottaとの差が縮まっているため、コストを考えるとNottaがおすすめです。
【ステップ3】Scrivener(スクリブナー)を使った構成整理
ここが 記事の質とスピードを上げるための最も重要な工程 です。
Scrivenerとは?
- 長文執筆に特化した文章作成支援ツールです。
- 買い切りで約9,000円。30日間の無料トライアルがあります。(※癖があるので試用推奨)
- 重要なのは「Scrivenerを使うこと」ではなく、「整文されたテキストをトピックごとに分類(カテゴリー分け)すること」 であり、Scrivenerはその作業に非常に適しています。
Scrivenerを使った具体的な構成整理フロー
- 文字起こし全文の貼り付け
- Scrivenerで新規プロジェクトを作成し、まず「文字起こし全文」というページを作ります。
- そこに、外注先から納品された整文済みのテキスト(数千〜1万字以上)をすべてコピー&ペーストします。
- 音声を聞きながらカテゴリー分け
- PCの画面を分割し、左にNotta(音声再生用)、右にScrivenerを表示させます。
- Nottaでインタビュー音声を 2倍速などで再生しながら、Scrivener上のテキストを目で追います。
- これにより、文字だけでは分からない話のトーンや熱量、ニュアンスを再確認します。
- トピックごとに分割・整理
- Scrivenerの画面をさらに分割し、右に「文字起こし全文」、左にこれから作るカテゴリー一覧が表示されるようにします。
- 音声を聞き進めながら、話のトピック(塊) が見つかったら、左側に新しいページ(カテゴリー)を作成します。(例:「新入社員時代の話」「書道との出会い」「トークサバイバーの企画秘話」など)
- 右の「文字起こし全文」から、そのトピックに該当する部分を、左側で作成したカテゴリーページにコピー&ペーストします。
- この作業を、全文が終わるまで繰り返します。
カテゴリー分けの絶大な効果
- インタビューでは話が前後したり、同じテーマが何度も登場したりしますが、この作業によって すべての発言がトピックごとに整理整頓されます。
- これにより、後工程である構成作成が圧倒的に楽になります。
【補足】インタビューが長い場合は「付箋」の活用も有効
- インタビュー時間が長い場合(目安:90分以上)、Scrivenerだけでは全体像を把握しにくくなることがあります。
- その際は、物理的な 「付箋」 を使うのがおすすめです。
付箋の活用法
- Scrivenerで分けたカテゴリーを、一枚の付箋に書き出します。(例:「娘さんとのエピソード」という付箋)
- そのカテゴリーに含まれる具体的なエピソードを、別の小さな付箋に書き、周りに貼っていきます。
- 壁や大きな紙にすべての付箋を貼り出し、記事全体の構成を考えます。
付箋のメリット
- 視覚的・直感的に構成を組み立てられる:物理的に貼り替えができるため、構成の変更やグルーピングが非常に簡単です。
- 話のボリュームが一目瞭然:付箋が少ないトピックは「見出しにするには弱いかな?」と判断しやすくなります。
- 色分けも有効:見出し候補の付箋を黄色にしたり、複数のインタビュイーがいる場合は話者ごとに色を変えたりすると、さらに整理しやすくなります。
【ステップ4】構成作成と執筆
カテゴリー分けした素材を元に、いよいよ記事を形にしていきます。
構成作成
- Scrivenerや付箋で整理したカテゴリーを見ながら、読者が最も面白く読める順番はどれか考え、章立て(構成)を決めます。
- カテゴリー分けが済んでいるため、「この話とこの話を組み合わせよう」「このエピソードは冒頭に持ってこよう」といった判断がスムーズに行えます。
執筆
- Scrivener上で構成案を組み立て、それを見ながらGoogleドキュメントなどで執筆します。
- 執筆中もScrivenerは常に開いておき、「この章、少し内容が薄いな」と感じたら、関連する別のカテゴリーからエピソードを引っ張ってくる、といった作業が簡単にできます。
最後のQ&A
Q. 情報をばっさりカットする基準は?
- 記事の「テーマ」に沿っているかどうか、です。
- 例えば「ヒットコンテンツを生み出す仕事部屋」というテーマの記事であれば、たとえ面白い話でも、そのテーマと直接関係ない「将来借りたい事務所の話」などは、勇気を持ってカットします。
Q. カテゴリー分けの時点で、使う・使わないの判断はする?
- ある程度は考えますが、その時点で削除はしません。
- 「これは使わないかも」と思った部分が、後から見返すと意外な形で使えることがあるからです。
- まずはすべての情報をカテゴリー分けし、構成を考える段階で取捨選択するのが安全です。
まとめ
- インタビュー記事の質と効率を上げる鍵は 「カテゴリー分け」 にあります。
- AIツール(Notta)、文章作成ツール(Scrivener)、そしてアナログな付箋などを組み合わせることで、複雑な情報を整理し、質の高い記事を効率的に作成できます。
- ここで紹介されたのはあくまで一つの方法です。ぜひご自身のやりやすい方法を見つけるための参考にしてください。
