※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
【講座まとめ】ウェブライターから次のステップへ!ディレクター・編集者 ステップアップ講義
講師:EXSTAGE株式会社 加藤 瞭(りょう)さん
この講義は、Webライターがディレクターや編集者としてステップアップするための具体的な方法や心構えを学ぶことを目的としています。
ディレクターを目指す方、既にディレクターとして活動している方が、さらに活躍するためのノウハウが網羅されています。
講師:りょうさん 自己紹介
- Webライティング歴:約6年
- 経歴:SEOライター、ディレクターからキャリアをスタート。
- 現在:SNS運用、YouTube台本、LP制作など幅広く展開。EXSTAGE株式会社でライティング事業の責任者を務める。
- ディレクター実績:
- メインディレクターとして10社以上のメディアを担当。
- 約100人のライターチームを抱え、月間150〜200本、年間約2,000本の記事を納品。
- 育成実績:
- 200名以上のライターを育成。
- 自身が運営するライティング講座には120名以上が所属。
【第1章】 ディレクターの仕事内容とは?
■ディレクターの定義:「メディアの運用責任者」
ディレクターとは、単に記事を管理するだけでなく、「メディアの運用責任者」であると定義します。
- 成功すれば手柄:メディアが伸びたり、納期通りに納品できれば、ディレクターの功績。
- 失敗すれば責任:納期遅れや売上不振、記事品質の低さなどがあれば、ディレクターが責任を負う覚悟で臨む。
■ディレクターが関わる人々
ディレクターは、多くの関係者のハブ(中心)となる存在です。
- クライアント:要望をヒアリングし、納期や品質を担保する。
- ライター:的確な指示を出し、執筆をサポートする。
- その他専門家:
- エンジニア:サイト立ち上げ時に連携。
- コンサルタント、マーケター:SEOのサイト設計などで連携。
- デザイナー:ロゴ制作などで連携。
- 監修者:専門性の高い記事の品質担保のために連携。
■ディレクターの存在意義:案件の「潤滑油」
ディレクターはなぜ必要なのでしょうか。
- クライアントの負担軽減:
クライアントがライター一人ひとりを管理し、フィードバックするのは非常に手間がかかります。
ディレクターが間に入ることで、クライアントはディレクター一人に要望を伝えれば済むようになります。 - ライターの負担軽減:
ライターはクライアントと直接やり取りするストレスから解放され、執筆に集中できます。
また、ライター出身のディレクターからの的確な指示は、ライターにとって非常にありがたいものです。
このように、ディレクターはクライアントとライターの間に立ち、案件を円滑に進める「潤滑油」として重宝される存在です。
【第2章】 ディレクターになるための具体的な4つの方法
① ディレクター募集に応募する
クラウドソーシングやSNSで「ディレクター募集」案件を探し、応募する方法です。
<注意点>
- 仕事内容を精査する:「構成案作成、WordPress入稿、誤字脱字チェック、画像選定」など、実態は「雑用係」のような案件も存在します。
- 時給制は要注意:時給制の案件は、ライターの採用権限がなく、モチベーションの低いライターの管理に苦労するケースが多いため、あまり推奨しません。
- どこまで裁量があるか、ステップアップできる環境かを見極めることが重要です。
② 編集プロダクションでステップアップする
記事制作会社(編集プロダクション)にライターとして所属し、内部で昇格を目指す方法です。
<ステップアップのコツ>
- 評価基準をクリアする:会社が定めるスキル基準やマニュアルを理解し、それを満たす。
- 顔を売っておく:新しいディレクターが必要になった際、「あの人なら」と推薦してもらえるように、様々な案件で質の高い仕事をし、複数のディレクターから評価を得ておくことが近道です。
③ 既存クライアントに営業する(最もおすすめ)
現在取引のあるクライアントに対し、「ディレクションもできますよ」と提案する方法です。
<提案が成功しやすい条件>
- ライターとして高く評価されている:
- 納品した記事がほとんど修正されずに公開されている。
- クライアントから直接「良い記事ですね」「助かっています」といったお褒めの言葉をもらっている。
- クライアントが忙しそうにしている:
構成のチェックや記事の編集が遅れているなど、クライアントのリソースが不足しているタイミングを狙うと効果的です。
(りょうさん自身もこの方法でディレクターの仕事を獲得しました)
全く知らない人に任せるより、実績のあるライターに任せたいと考えるクライアントは多いです。
④ 自分でチーム運営をする
自らクライアントに営業して案件を獲得し、ライターチームを組織して納品する方法です。
<ポイント>
- 「Web集客で困っていませんか?」といった形で直接営業を行います。
- 受注した単価と、ライターに発注する単価の差額が利益になります。
- ココナラやランサーズのパッケージ出品のように、自分のチームやサービス内容をまとめたLP(紹介ページ)があると、受注しやすく単価も上がりやすいです。
【補足】ディレクターになる前の準備
「ディレクター経験がないのに提案するのは不安…」という方へ。
一度、自分で記事を外注してみるのが一番です。
- 自分のブログ記事などを、1人でも良いのでライターに依頼してみましょう。
- ライター採用から納品までの流れを経験することで、ディレクターの仕事内容や、つまずきやすいポイントを体感できます。
- この経験が「ディレクター経験あり」という自信と実績になり、営業しやすくなります。
【第3章】 優秀なディレクターになるための9つの極意
「ライターが飛んだ」「質の低い記事ばかりで大変」といったディレクターの悩みは、これから紹介する9つの極意(リスクヘッジ)を実践することで、ほぼ全て回避できます。
極意①:採用に命をかける
採用を雑に行うと、後々の運用が非常に大変になります。
採用で優秀なライターを迎えられれば、運用はイージーモードになります。
<優秀なライターの見極めポイント>
- 提案文の基本:宛名や応募ジャンルが間違っていないか。(募集要項を読んでいない可能性)
- 質問への回答:設定した質問にきちんと答えているか。(マニュアルを読む人かどうかの判断材料)
- ポートフォリオ:最低限のスキルがあるか確認する。
- 相手目線:長すぎる提案文など、読み手のことを考えていない文章ではないか。
- 最終確認:テストライティングやZoom面談で、実力や人柄を最終チェックする。
採用で全てが決まると言っても過言ではありません。
極意②:募集文にこだわる
応募者が少ないのは、募集文に魅力がないからです。
優秀なライターに応募してもらうため、母数を増やす工夫をしましょう。
<魅力的な募集文のポイント>
- タイトル:「金融ライター募集」など、一目で内容がわかるようにする。
- メリット提示:「添削でレベルアップできます」「執筆記事を実績として公開OK」など、ライター側の利点を伝える。
- 投稿タイミング:多くの人が見る時間帯(朝の通勤時間、夜の帰宅後など)を狙う。
- 応募方法を明記:DMなのか、フォームなのか、応募方法を明確にする。
- 単価・支払日:トラブルを避けるため、お金周りのことは明確に記載する。
- アカウントの信頼性:普段から愚痴や不満を発信していると、応募をためらわれます。真摯な活動がわかるアカウントを心掛ける。
極意③:直接の関わりが最強
公募も良いですが、最も確実なのは、信頼できる人に直接依頼することです。
りょうさん自身も、まずはDMなどで直接依頼し、それでも集まらない場合の最終手段として公募を利用しています。
<優秀なライターと繋がる方法>
- SNS:X(旧Twitter)などで、日頃から同業者と交流しておく。
- オフライン:オフ会やセミナーで直接会うのが最強。飛ぶリスクを格段に減らせる。
- 編集プロダクションや講座の仲間:スキルレベルや価値観が近く、仕事がしやすい。
納期が短い、重要な案件ほど、見ず知らずの人ではなく、信頼できる人に依頼すべきです。
極意④:初回は少なめ・丁寧スタート
新しいライターに、いきなり大量の記事を依頼するのは危険です。
- 初月は最大でも3本までにしましょう。
- どんなに優秀なライターでも、最初からメディアの方針に完璧にフィットすることはありません。
- 1記事完成ごとに丁寧にフィードバックし、方向性をすり合わせる時間が必要です。
- この段階でスキル不足やコミュニケーションに問題があれば、依頼を中断するなどのリスクヘッジができます。
極意⑤:早めに始めて早めに締める
スケジュール管理は、ディレクターの生命線です。
- 最終納期の1週間前には、ライターからの記事を全て集めきるスケジュールを組みましょう。
- 月初からすぐ動き出し、月の前半には構成案を確定させるなど、前倒しで進める意識が重要です。
- これにより、ライターの体調不良などの不測の事態にも対応できるバッファが生まれます。
- 優秀なライターは、スケジュール管理がずさんなディレクターからは離れていきます。
極意⑥:メッセージは推敲を繰り返す
テキストコミュニケーションの質が、継続依頼や円滑な進行の鍵を握ります。
<メッセージ作成のポイント>
- 相手に何をしてほしいか明確に:「ご確認いただきたい点が2点あります」など、冒頭で用件を伝える。
- 読みやすい見た目:3つ以上の項目は箇条書きにするなど、視覚的な工夫をする。
- 丁寧な言葉遣い:「了解しました」ではなく「承知いたしました」など、相手に合わせた敬語を使う。
- 無駄な通知をしない:相手の返信が不要な連絡では、メンションを付けない配慮を。
- 連絡する時間帯:クライアントの就業時間内(平日の日中など)に送るのが基本。
書くのと同じか、それ以上に推敲に時間をかけましょう。
極意⑦:交渉をサボらない
ライターに代わってクライアントと条件交渉をするのは、ディレクターの重要な役割です。
- 「依頼通りに書くと、文字数が大幅に超過してしまう」といった場合、ディレクターが責任を持って追加料金の交渉をすべきです。
- ディレクターが我慢してしまうと、ライターが不満を抱え、チームが崩壊する原因になります。
- ライターが納得して働ける環境を作ることが、ライターの定着に繋がります。
極意⑧:添削が時給アップの鍵
質の高い添削は、ライターの成長を促し、結果的に自分の仕事を楽にします。
<良い添削のポイント>
- 根拠と具体例をセットで伝える:
- (NG例)「ここ、分かりにくいので直してください」
- (OK例)「同じ表現が続くと読者が飽きてしまうので(根拠)、このように言い換えてみましょう(具体例)」
- 再現性を意識させる:なぜ修正が必要なのかという「ルール」を教えることで、ライターが自ら考えて応用できるようになります。
- ポジティブな言葉を添える:「ありがとうございます」「この表現は素晴らしいですね」といった肯定的な言葉を挟むことで、指摘を受け入れやすくなります。
- この積み重ねでライターが成長すれば、自分の編集時間が短縮され、時給が上がっていくのと同じ効果があります。
極意⑨:継続したい職場を目指す
優秀なライターが辞めずに「ここで働き続けたい」と思える環境を作ることが、最も重要です。
<働きやすい環境づくりのポイント>
- 報いる:優秀なライターには単価を上げる、依頼本数を増やして稼げるようにするなど、目に見える形で報いる。
- 待たせない:構成案のチェックなどを迅速に行い、ライターの手を止めさせない。
- 感謝を忘れない:「書いてくれてありがとう」という気持ちを常に持つ。
- コミュニケーション:定期的にZoomで話すなど、相手を知る努力をする。
- SNSの使い方に注意:案件の愚痴やライターの悪口などを発信すると、信頼を失い、人は離れていきます。
【第4章】 なぜディレクターを経験すべきなのか?
■ディレクター経験は、ほぼ全てのライターに有益
特定の専門分野を極める「トップライター」も、様々な分野を手がける「雑食ライター」も、いつかは一人で書く限界に直面します。
その際に、人に仕事を任せる「ディレクションスキル」は、事業を拡大する上で必須となります。
■理由①:働き方の改革
ライターは労働集約型の働き方であり、収入には限界があります。
- 文字単価2円、5,000文字の記事を月20本書いて20万円を稼ぐには、約160時間(会社員のフルタイム労働)が必要になることも。
- ディレクターになれば、記事を1から書く必要がないため、1記事あたりの作業時間を大幅に短縮できます。
- 同じ労働時間でも、より多くの記事を扱うことができ、月収50万、70万円といった収入を目指すことが可能になります。
■理由②:スキルアップのための時間創出
今後、インタビューやSNS運用など新しいスキルを身につけたいと考えた時、必要になるのは「学習時間」です。
- 今の仕事を100%抱えたままでは、新しいことを学ぶ時間は作れません。
- ディレクターになり、自分の仕事を人に任せるスキルを身につけることで、時間的な余裕が生まれます。
- その空いた時間で、新しいスキルを学び、さらに付加価値の高い人材へとステップアップしていくことができます。
ディレクター経験は、自分の時間を作り出し、キャリアの選択肢を広げるための重要なステップなのです。
以上が、りょうさんによる「ディレクター・編集者 ステップアップ講義」のまとめです。
ディレクターという役割を深く理解し、実践することで、ウェブライターとして、またビジネスパーソンとして、大きく成長できるでしょう。
