※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
講義「ライターからディレクターになる営業戦術」の網羅的まとめ
本講義は、講師の東本(ファルコン)さんが、自身の経験に基づき、Webライターがディレクターへとステップアップするための具体的な営業戦術や心構えについて解説したものです。
■【はじめに】この講義の対象者
この講義は、以下のような方々を対象としています。
- ディレクターを目指しているライター
- どうすればディレクターになれるか知りたい方
- 既存クライアントへの営業を通じて、受注記事を増やしディレクターとして案件を管理したいと考えている方
<よくある勘違いについて>
「ディレクター = 楽に儲かる」というイメージは勘違いである可能性があります。
メリットだけでなく、デメリットや大変さも理解することが重要です。
■第1章:ディレクターの基本
1. ディレクターの役割とは?
ディレクターの主な仕事は以下の3つです。
- 記事制作の進捗管理
- 月に10本、20本といった記事制作において、全体のスケジュールを設計・管理します。
- 「どの記事をいつ納品するか」「ライターにいつ構成を依頼し、いつ編集するか」などを計画します。
- クライアントとの調整
- 納期や記事内容の細かな調整(例:「CVボタンをこれにしてほしい」など)をクライアントと行い、その内容をライターに正確に伝えます。
- 記事の編集・ライターへのフィードバック
- ライターから納品された記事をチェックし、トンマナ(文体や表記の統一ルール)に沿っているかなどを確認・修正します。
- より良い記事にするためのフィードバックをライターに行います。
2. ディレクターになる2つの大きなメリット
- 収入が大きく上がりやすい
- ライターが1ヶ月に執筆できる記事数には物理的な限界があります(例:30〜45本)。
- 一方、編集・ディレクション業務は効率的に進められるようになると、1ヶ月で100記事ほどを管理することも可能になります。
- 扱える記事のボリュームが増えるため、結果的に収入が上がりやすくなります。
- 文章の幅が広がる(副次的効果)
- フィードバックの根拠を調べるようになる
- ライターに的確なフィードバックをするため、「なぜこの接続詞が良いのか」「なぜこの単語はひらがなで書くべきか」といった根拠を自ら調べるようになります。
- これにより、自身の文章力や表現の幅が向上します。
- 新たな表現を発見できる
- 5人、10人と多くのライターの文章に触れる中で、「こんな表現があったのか」という新しい発見があります。
- それらを吸収することで、ディレクターとしてもライターとしてもスキルアップに繋がります。
- フィードバックの根拠を調べるようになる
■第2章:ディレクターになるための3つの流れ
ディレクターになる道筋は、大きく分けて以下の3つです。
- 編集プロダクション(編プロ)内で昇格する
- 編プロにライターとして所属し、実力を認められることで、編集者やディレクターへとステップアップする方法です。
- ディレクター募集の案件に応募する
- クラウドソーシングサイトや求人などで、初めから「ディレクター」として募集されている案件に応募し、採用される方法です。
- 自分でライターチームを運営する
- 自身のブログを運営するためにライターを募集したり、クライアントから大量の記事制作を受注し、それを他のライターに依頼したりする方法です。
- 講師の東本さんは現在、この形で活動されています。
■第3章:案件を獲得するための3つの営業姿勢
講師が実践し、合計8件のディレクション案件を獲得した3つの営業姿勢です。
クライアントのタイプや状況に合わせて使い分けることが重要です。
1. 【攻めの姿勢】(実績:3件)
- 概要
- 「来月から何本納品できますか?」「外注(チームでの対応)は可能ですか?」など、自ら積極的にアクションを起こし、受注量を増やす提案をするスタイル。
- メリット
- 大量受注に繋がりやすく、ディレクターになるための近道になり得ます。
- デメリットと注意点
- クライアントによっては「面倒な提案」だと思われるリスクがあります。
- 相手が提案を喜ぶタイプか、面倒に感じるタイプかを見極め、案件の状況をよく観察してから提案することがポイントです。
2. 【待ちの姿勢】(実績:2件)
- 概要
- クライアント側から「もっと多くの記事をお願いしたい」「外注しても良いですよ」といった打診があるまで、ひたすら待つスタイル。
- メリット
- 自分からガツガツ営業する必要がありません。
- デメリット
- そもそも声がかからない可能性が高く、機会を逃しがちです。
3. 【におわせの姿勢】(実績:2件+α)
- 概要
- 「攻め」と「待ち」の中間的なスタイル。
- 雑談の中で「実はチームで執筆活動をしているんですよ」「もし必要でしたら、チームで対応すればもっと多くの記事を納品できますよ」といった情報を、間接的に伝えておくこと。
- メリット
- 直接的な営業ではないため、相手にプレッシャーを与えにくいです。
- デメリットと注意点
- 相手の印象に残らなければ、効果はありません。
- Zoomでの打ち合わせやランチなど、会話ができる機会にさりげなく伝えることで、相手の記憶に刷り込むことが大切です。
■第4章:ディレクター案件を受注した4つの具体的な実例
1. ディレクター力を猛アピールする
「この人に任せれば安心だ」「この人は使える」と思わせることが重要です。
- レギュレーションシートの作成・共有
- クライアントから渡されたPDFやWordの資料を元に、チェックシートなどを作成し、「これを他のライターさんにも共有しませんか?」と提案する。
- これにより、ディレクション能力をアピールできます。
- 先回りしたスケジュール管理
- 案件の打診があった際、「はい、受けられます」だけでなく、「スケジュールはこのように考えていますが、いかがでしょうか?」と具体的な計画まで提示する。
- これにより、コミュニケーションの回数が減り、相手に「仕事がスムーズな人」という印象を与えられます。
- 的確なテキストコミュニケーション
- 長文のテキストは避け、見出しや箇条書きを活用し、相手がYes/Noで答えられるような簡潔なコミュニケーションを心がける。
- これができないと、「クライアントの前に出せない」と判断され、ディレクターにはなれません。
- 注意点
- 求められていない資料は作らない:相手が既に管理表などを使っている場合、自己満足で別の資料を作っても相手の負担を増やすだけです。
- 力関係を考える:グループチャットに上司や他のディレクターがいる場合、その人のメンツを潰すような提案は避ける。個別チャットなどでこっそり提案する配慮が必要です。
2. 「ライターが見つからない」という声を見逃さない
クライアントの「困りごと」のサインを察知し、提案のチャンスに変えます。
- 直接的な声:「ライターが見つからなくて困っている」と言われたら、絶好のチャンスです。
- 間接的な声:「申し訳ないけど、急ぎでお願いできない?」「今月だけ本数を増やしてくれないかな?」といった、相手が申し訳なさそうに依頼してくるときは、人手不足のサインです。
これらのサインを捉えたら、「私(たちチーム)であれば、もっと多くの本数に対応できますよ」と提案します。
3. 大量納品できる印象を与える
- 月末の連絡
- 「今月もありがとうございました」という連絡の際に、「もっと納品できますので、いつでもお声がけください」と付け加える(3〜4ヶ月に1回程度が適切)。
- 案件終了のタイミング
- 案件が終了する際に、「残念です」で終わらせない。
- 「今回の案件は終わりますが、私は〇〇のジャンルも得意です」「チームには〇〇の資格を持つ者もいますので、別の案件があればぜひ」と伝え、次のチャンスに繋げます。
4. 担当メディアを観察しまくる
メディアの「穴」を見つけて、そこを埋める提案をします。
- 更新頻度をチェックする
- 毎日更新されるはずのメディアで更新が止まっている日があれば、「更新が途切れている日がありますが、その分の記事を私(たち)で書きましょうか?」と提案する。
- 「〇〇編集部」名義の記事をチェックする
- メディアの社員が自ら記事を書いている場合、その業務を巻き取る提案が可能です。
- WordPressの「リビジョン(変更履歴)」機能で誰が書いているかを確認し(編集権限が必要)、外注化を提案します。
- 有資格者が必要な記事であれば、自分やチームメンバーの資格をアピールします。
■第5章:ディレクターとして活動する上での心構え
【大前提】ディレクター営業で意識すべき3つのこと
- 記事の質に満足してもらう
- 低品質な記事を納品するライターに、大量の仕事を任せたいと思うクライアントはいません。
- まずはライターとしてのスキルを高め、1記事目で「期待以上」の感動を与えることを意識しましょう(例:納期の2日前納品、リサーチの深さ、トンマナの完璧な遵守)。
- 相手のメリットを提示する
- 自分の都合だけでなく、「本数を増やせば、クライアントにはこんなメリットがある」という視点で提案することが不可欠です。
- 相手のニーズ(もっと記事が欲しい、専門家が欲しい、入稿作業が面倒など)を雑談などから汲み取りましょう。
- 「自分に」書いてほしいというニーズを汲み取る
- クライアントの中には「他の誰でもなく、あなただから依頼している」という人もいます。
- そのような相手に安易に「外注してもいいですか?」と提案するのは失礼にあたります。
- クライアントとの関係性(紹介で出会った、オフラインで意気投合したなど)をよく考え、慎重に判断しましょう。
【重要】ディレクターになった後の5つの注意点
- 発注単価を安くしすぎない
- 「ライターを安く使えば儲かる」という考えは危険です。
- 低単価の案件にスキルの高いライターは集まりません。結果的に修正に膨大な時間がかかり、自分の時給単価が下がるという負の連鎖に陥ります。
- 文字単価1円が、プロに発注する上での最低ラインと心得るべきです。
- スケジュールに余裕を持つ
- 「ライターが飛んだ」という嘆きは、多くの場合ディレクターの納期設定が甘いことが原因です。
- 万が一の事態が起きても、自分でリカバリーできるだけの余裕を持ったスケジュールを組みましょう(例:クライアント納期から2週間前にライターの納期を設定)。
- ライターが修正を吸収しているかチェックする
- 同じフィードバックを繰り返すようでは、いつまでも自分の負担は減りません。
- フィードバックが次の記事に反映されているか、自分の意見を持って執筆しているかなどを厳しくチェックし、継続依頼するかを判断します。
- ライターの負担・不安を減らす努力をする
- ライターが働きやすい環境を整えることは、優秀なライターの定着に繋がり、結果的に自分のためになります。
- レギュレーションの整備、クライアントとの調整、翌月のスケジュールの早期確定、執筆本数の急な増減の調整など、細やかな配慮が重要です。
- ライターが「何を求めているか」を考える
- ディレクターはライターを選ぶ立場であると同時に、「選ばれる立場」でもあります。
- そのライターが仕事に何を求めているのか(実績、高単価、柔軟なスケジュールなど)を考え、それに応える努力をすることが、良い関係を築く鍵となります。
■まとめ
- ライターからディレクターになるためには、営業が非常に重要です。
- 営業スタイル(攻め・待ち・におわせ)は、クライアントに合わせて柔軟に組み合わせることで効果が最大化します。
- ディレクターは発注者ではありますが、「発注してやっている」という意識ではなく、ライターへの感謝の気持ちを忘れず、真摯に向き合う姿勢が最も大切です。
