要約:はじめてのインタビューライティングで差がつく! 知っておきたいコツとワナ

※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。

ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。

»本編(動画やスライドが見れる)はこちら


講座概要:初めてのインタビューライティングで差がつく、知っておきたい言葉

この講座は、インタビューライターのおさむしさんと藤原さんが、これからインタビューを始めたい方や、始めてみたものの難しさを感じている方に向けて、実践的な知識やコツを解説するものです。

過去に両講師が開催した講座で、多くの受講生が共通のポイントでつまずいていた経験から、特に「聞く」「書く」という2つのフェーズに焦点を当て、Q&A形式で具体的な悩みや疑問に答えていきます。

【講師紹介】

  • おさむしさん(本名:手塚裕之さん)
    • エンタメ業界(ゲーム会社)に12年間勤務後、2018年にライターとして独立。
    • 現在はBtoCからBtoBまで、インタビューの仕事をメインに活動中。
  • 藤原さん
    • 2021年から副業でWebライターを始め、2022年に独立。
    • テレビ局での取材経験や法人営業の経験を活かし、経営者インタビューや企業の導入事例記事などを多く手掛ける。

第1部:講座で出てきた「つまずきポイント」解説(Q&A形式)

インタビューは大きく9つのステップに分かれますが、今回は特にライターが主に関わる「④聞く(インタビュー)」と「⑤書く(執筆)」の2つのステップに絞って解説します。

【聞く編】

Q1. 取材前は毎回緊張してしまい、前日には眠れません。緊張せずに済むコツはありますか?

A1.(おさむしさん)
とにかく「準備」に尽きます。

相手の企業情報、課題、今後の展望などを徹底的に調べておくことで、「何を聞けばいいかわからない」という不安の種を減らすことができます。
質問が自然に湧いてくる状態を作ることが、自信につながり緊張を和らげます。

(おまけ)眠れない時は、ラジオなどを流して自分の頭で考え事をしない状態を作ると、眠りやすくなることがあります。


Q2. 取材時間のコントロールが難しいです。45分~60分で漏れなく取材するにはどうすればいいですか?

A2.(藤原さん)
3つのポイントがあります。

  1. 質問票を事前に共有する
    • 聞きたいことの全体像を相手と共有でき、相手も準備ができます。
    • 事前に回答を書き込んでもらうのも有効です。
  2. 「絶対聞きたい質問」に印をつけておく
    • すべてを聞こうとせず、これだけは外せないという質問(全体の1/3程度)に集中します。
    • 「1時間で全ては聞けない」というある種の開き直りも大切です。
  3. 時間を自然に確認する工夫をする
    • 腕時計をチラチラ見ると相手が気になるので、レコーダーの録音時間を確認するふりをするなど、自然な形で時間を確認しましょう。

【時間配分の目安】
インタビュー前半(約30分)で現在までの話を聞き、後半(約30分)で前半の話を深掘りする流れを意識すると、安定した取材ができます。


Q3. 話の深掘りが苦手です。用意した質問をなぞるだけになってしまいます。

A3.(藤原さん)

  • 何よりも「相手に強く関心を持つ」ことが大前提です。
  • 「なぜそうしたのか?」「その時どう思ったのか?」といった「理由」や「思い」を尋ねることで、話は深まります。
  • 自分を少し上から客観的に見て、「今の話、面白いからもっと聞いた方がいいよ」と自分に指令を出すような感覚も有効です。

A3.(おさむしさん)

  • 「3回質問を繰り返す」トレーニングを意識してみてください。
  • 相手の「いろいろあったんだよね」のような、ふんわりした言葉を「“いろいろ”とは、具体的にいつ、何があったのですか?」と掘り下げることで、話が具体的になります。

【聞く編の罠】~コツの裏側にある注意点~

  • 掘り下げれば良いというものではない(おさむしさん)
    • 相手が明らかに話したくなさそうな話題は、深追いしない勇気も必要です。
    • 単なる好奇心だけで、記事に不要な部分まで踏み込まないように注意しましょう。
  • 「おしゃべり」と「取材」のバランス(藤原さん)
    • 「取材」と構えず「おしゃべり」する意識を持つと、相手も自分もリラックスできます。
    • ただし、本当に関係ない雑談で時間を使いすぎないよう、本筋に戻る「撤退のポイント」を見極めることも重要です。

【書く編】

Q1. 「話し言葉」と「書き言葉」の使い分けに悩みます。どこまで残して良いですか?

A1.(おさむしさん)

  • 基本的には「書き言葉」に直すのがセオリーです。特にBtoB案件ではほぼ100%書き言葉にします。
  • 理由は、話し言葉のままでは読者が読みにくいためです。
  • 人物の魅力を伝えるメディアなどでは、話し手の言葉をあえて残す場合もあります。
  • 迷ったら、そのメディアの過去記事を確認したり、編集者にテイストを確認したりするのが確実です。

Q2. 内容が濃い取材をシンプルにまとめるには、どうすればいいですか?

A2.(藤原さん)

  • 「ワンテーマ」に絞ることが最大の鉄則です。
  • 「この記事で一番伝えたいことは何か?」を明確にし、それに関係ない情報は勇気を持って削ぎ落とします。
  • 「〇〇さんを紹介します」のような紹介記事ではなく、「〇〇さんがライターになった決断の理由」のように、テーマを具体的に設定することが重要です。

Q3. 質問に対する話し手の回答が、答えになっていない場合はどうすればいいですか?

A3.(おさむしさん)

  • 話し手の「回答」を優先してください。
  • 話がずれても、その内容が記事のテーマに沿っていて面白ければ、その回答を活かします。
  • そして、その回答を引き出すような「質問文」を後から作成します。極端な話、自分が実際に聞いた質問は一つも使わず、回答から逆算して全ての質問文を作り直してもOKです。

【書く編の罠】~コツの裏側にある注意点~

  • ネガティブな話をそのまま書かない(おさむしさん)
    • 取材ではネガティブな話が出ることもありますが、そのまま書くのではなく、ニュートラルな表現に置き換える工夫をしましょう。
    • 例:「特に会社を選んだ理由はない」→「直感的にこの会社が良いと思った」
  • 記事が「物語」になっているか?(藤原さん)
    • インタビュー記事には、読者が感情移入できる「物語」が必要です。
    • テーマを絞り、その人の「思い」や「理由」を核に据えて、読者が読み終えた時に「なるほど」と思えるようなストーリーを意識して書きましょう。

第2部:「ライティングビギナーズプラス」から学ぶポイント

無料のライター教材集「ライティングビギナーズプラス」内にある両講師の講座動画から、特に初心者の方が疑問に思いそうな点をピックアップして解説します。

Q1. 対面取材では何を用意すればいいですか?

A1.(おさむしさん)

  • 【必須】
    • 質問票(PCや紙)
    • 音声記録媒体(ボイスレコーダー推奨)
    • メモ、筆記用具
    • 名刺
  • 【あると仕事の幅が広がるもの】
    • カメラ(写真撮影も依頼される案件は多い)
    • ノートPC、ポケットWi-Fi

【道具の罠】
ボイスレコーダーは必ず2台用意してください。電池切れや故障など、不測の事態に備えるためです。1台は専用機、もう1台はスマホでも構いません。


Q2. 記事の「トーン&マナー」について、どのようにクライアントとすり合わせれば良いですか?

A2.(藤原さん)

  • まずは編集者に聞くのが原則です。
  • それでもよく分からない場合や、クライアントも明確なイメージを持っていない場合は、そのメディアの過去記事を研究しましょう。
  • 過去記事がなければ、競合他社のメディアなどを参考に「このようなテイストでいかがでしょうか?」と提案すると喜ばれます。

Q3. 記事執筆にAIは使ってもいいですか? 注意点はありますか?

A3.(藤原さん)

  • 使っても問題ありません。文字起こし、構成案作成、言い換え表現の提案などに活用すると、作業の時短につながります。
  • 【注意点】
    • AIが生成した文章をそのまま使わないこと。必ず自分の目でファクトチェックや修正を行い、品質を高めるスキルが前提です。
    • 機密情報を扱う場合、情報漏洩のリスクがゼロではないことを認識しておく必要があります。

第3部:事前に寄せられた質問への回答

Q1. 大事な質問をうっかり忘れてしまったらどうしますか?

A1. 前後の文脈から想像して補い、「ここは想像で補足しましたので、ご確認をお願いします」とクライアントに正直に伝えます。また、その人が過去に受けたインタビュー記事など、公開されている情報から補うこともあります。(おさむしさん、藤原さん)


Q2. AIが作成した記事をうまく編集するには、どのようなスキルが必要ですか?

A2. まず記事の軸(テーマ)を自分でしっかり決められるスキルが必要です。その上で、AIの文章がテーマに沿っているか、嘘をついていないかを見抜く力、そして面白くない部分を修正できる編集力が求められます。取材経験があった方が、必要な情報を見極める勘が働くため有利です。(おさむしさん、藤原さん)


Q3. 片耳が難聴というハンデがあっても、インタビュアーになれますか?

A3. コミュニケーションが取れるのであれば、全くなることができます。むしろ、その当事者性があるからこそ聞けることがあり、大きな強みになります。物理的な対策としては、オンライン取材に特化し、聞こえる方の耳にイヤホンを着けて音を集約する方法が有効です。(藤原さん、おさむしさん)


Q4. 合同取材でオリジナリティのある記事を書くコツはありますか?

A4. 質問はたくさん用意しておくべきです。合同取材前のトークで、用意した質問の多くが消化されてしまう可能性があるためです。その場で聞いた話から記事の軸を決め、それに合わせて用意した質問の中から最適なものを選びましょう。また、「私はこう感じたのですが、どう思われますか?」と、自分の主観をぶつけてみるのも独自の視点を生むきっかけになります。(おさむしさん、藤原さん)


講座中の追加質疑応答

  • Q. 取材にクライアントは同席しますか?
    • A. BtoB案件では9割以上同席します。メディア系の取材ではライター単独の場合もあります。
  • Q. 話が長い相手の話を切り上げるには?
    • A. 話の切れ目で「ありがとうございます、では次に…」と勇気を持って切り替えるか、相づちで緩やかに方向転換させます。キャラクターで乗り切ることも大事です。
  • Q. 質問票はどんな形式で送りますか?
    • A. 相手が書き込めるようにWordやGoogleドキュメントで送るのが主流です。PDFは避けた方が親切です。

おまけ:インタビュー仕事の始め方

  1. 既存のクライアントに相談する
    • すでに関係性がある相手なら、未経験でも仕事を任せてもらいやすいです。
  2. クラウドソーシングで未経験可の案件に応募する
    • 単価は高くないかもしれませんが、最初の一歩として実績を作るのに有効です。
  3. 音源からの記事作成案件から始める
    • 「聞く」フェーズを飛ばし「書く」だけに集中できるため、ハードルが低くなります。他のインタビュアーの聞き方を学べるメリットもあります。

さいごに:講師からのメッセージ

  • おさむしさん
    「話を聞き、理解し、まとめる」というスキルは、ライティング以外の日常コミュニケーションにも役立ち、人生をハッピーにする力があります。ぜひチャレンジしてください。
  • 藤原さん
    インタビューは、普段会えない人に会え、様々な人生を少しだけ経験できる刺激的な仕事です。仕事の幅も広がるので、ぜひ挑戦してほしいと思います。