※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
【講義概要】地方ライターの提案先の探し方
今回は、山梨県在住のライターであるミキさんをお招きし、「地方ライターの提案先の探し方」というテーマで、具体的なノウハウや心構えについてお話しいただきました。
【講師紹介】ミキさんについて
- 山梨県在住のフリーランスライター(独立3年目)。
- 当初はクラウドソーシングで1件4円のアンケートからキャリアをスタート。
- 以前はSEO記事が中心だったが、現在は仕事の約8割が取材記事。
- 地方在住という特性を活かし、直営業で多くの案件を獲得している。
- 自身の経験から編み出した営業手法は、他のライターにも影響を与えている。
【1. 地方ライターの強みを知る】
まず、地方で活動することの「強み」を認識することが重要です。
ミキさん自身も、当初は地方在住であることを特にアピールしていませんでしたが、今では大きな武器になると感じています。
地方ライターの3つの強み
- リアルを伝えられる
- その土地に住んでいるからこそ分かる「生の情報」や「肌感覚」を記事にできます。
- (例)移住相談での「実際の住み心地はどうですか?」という問いに、地域の人の温かさや公園の近さなど、具体的な体験を交えて答えられます。
- すぐに対応できる
- 地元で話題になっていることや最新情報があれば、すぐに現場に駆けつけて取材できます。
- 東京の編集部が北海道の話題にすぐ飛べなくても、北海道在住のライターがいれば「ちょっと行ってきてくれる?」と依頼できるため、速報性が求められる案件で重宝されます。
- 編集部の負担を軽減できる
- 編集部が現地まで赴く際の交通費や移動時間を削減できます。
- これは編集部から「本当に助かる」と直接言われるほど、大きなメリットです。
強みを活かすには「取材」が必須
- リアルな情報を伝えるためには、やはり「取材」が欠かせません。
- しかし、「経営者インタビュー」などはハードルが高いと感じる人も多いでしょう。
- 地方には、お店・公園・温泉施設といった「スポット取材」の案件も多いため、まずはそうした取材から始めるのがおすすめです。人ではなく場所が相手なので、心理的なハードルが低くなります。
【2. 提案先の探し方:4つのアプローチ】
「地方のライター募集は少ない」という悩みを解決するための、具体的な提案先の見つけ方を4つ紹介します。
アプローチ①:日常から広げる
日々の生活の中にある「新しいお店ができた」「あの企業が新しい取り組みを始めた」といった何気ない情報が、仕事のヒントになります。
<例:散歩中に新しいケーキ屋さんを見つけたら?>
- 「調べてみる」ことが重要です。
- 調べる対象は2つあります。
- ケーキ屋さん自体を調べる
→ そのお店のコラム執筆やマーケティング支援など、直接的な仕事につながる可能性があります。 - そのケーキ屋さんが「どんなメディアで取り上げられているか」を調べる
→ こちらが本命です。
- ケーキ屋さん自体を調べる
- 考え方:
- そのケーキ屋さんを取り上げているメディアは、「地域の情報を求めているメディア」である可能性が高いです。
- そのメディアを見つけることで、提案先の候補が一気に広がります。
- 「このケーキ屋さんの記事はもう載っていますが、他にも山梨にはこんな魅力的なお店がありますよ」といった形で、自分を「地域の情報提供者」として売り込むことができます。
- ケーキ屋さんは、あくまで「提案先メディアを見つけるためのきっかけ」と捉えるのがポイントです。
アプローチ②:リサーチから広げる
仕事やプライベートで検索した際に、検索上位に表示されるメディアも有望な提案先です。
<リサーチの手順>
- 面白いと思ったメディアのトップページに飛ぶ
- 記事単体ではなく、サイト全体のコンセプトや構成を把握します。
- 以下の3点をチェックする
- 地域チェック:
全国の都道府県別カテゴリーがあるか確認します。もし自分の住む地域のカテゴリーがあれば、その担当者として提案できるチャンスです。 - コラムチェック:
ライターが書いたような、リアルな体験談や写真が掲載されている記事があるか確認します。単なる情報羅列(こたつ記事)ではなく、現地取材に基づいた記事が多いメディアほど、地方ライターを求めている可能性が高いです。 - 執筆者チェック:
ライター名が記載されている「記名記事」があるか確認します。
- 地域チェック:
- 「メディア名 + ライター募集」で検索する
- 募集があれば応募し、なくても後述の「見極めポイント」に合致すれば、問い合わせフォームから積極的にアプローチします。
アプローチ③:ライターから広げる
メディアで見つけた他のライターを起点に、提案先を広げる方法です。
<リサーチの手順>
- 気になる記事のライター名を検索する
- そのライターのポートフォリオやSNS、執筆実績一覧を探します。
- そのライターが他にどんなメディアで書いているか調べる
- そのライターが執筆している他のメディアが、そのまま自分の新たな提案先候補になります。
<具体例:ミキさんの場合>
- あるメディアで、同じ山梨のライターの実績を発見。
- そのライターが執筆していた「LIFULL HOME’S」のサイトを調査。
- サイト内に「山梨」のカテゴリーはあるものの、記事が1件しかなく、更新が止まっていることを発見。
- 「山梨担当のライターが足りていないに違いない」と仮説を立て、問い合わせフォームからアプローチし、実際に仕事につながりました。
アプローチ④:身近な「欲しい」から広げる
- 地域の求人情報をチェックする
- 地元のフリーペーパーや、地域の制作会社・広告代理店のウェブサイトなどを定期的に確認します。
- ライターの求人は頻繁には出ませんが、欠員が出たタイミングで募集されることがあります。
- 行政にアプローチする
- 移住や観光関連の記事を書くようになったら、市役所や町役場に直接出向いて担当者と名刺交換をします。
- 顔を覚えてもらうことで、行政が関わるメディアを紹介してもらえる可能性があります。
【3. 必要としてくれるメディアの見極めポイント】
提案しても響きやすい、つまり「ライターを必要としている可能性が高い」メディアには、以下のような特徴があります。
- (自分の地域の)記事数が少ない
- 更新頻度が低い
- ライターが少ない
- 執筆者が「編集部」ばかり
- 他の地域は外部ライターが書いているのに、自分の地域だけ編集部が書いている場合、担当者を探している可能性が高いです。
これらの条件が揃っていれば、募集が出ていなくても積極的に提案する価値があります。
【4. 提案時の心構えとQ&A】
提案するときのマインド
- 返信がなくても気にしない: 提案はすべて通るわけではありません。忘れた頃に連絡が来ることもあります。
- 企画を添える: 「〇〇に住んでいるライターです」と伝えるだけでなく、「地域の〇〇という課題に対して、こんな切り口の記事が書けます」といった具体的な企画や、自分だからこそ提供できる価値(例:毎日公園に行くのでリアルなレポートができる)を添えると、採用率が上がります。
- 期待しすぎない: 提案したら、あとは相手のタイミング。すぐに結果が出なくても落ち込まず、次の行動に移りましょう。
- 「営業」ではなく「楽しいメディア探し」と捉える: ワクワクするメディアに提案する方が、モチベーションも質も上がります。
主な質疑応答まとめ
- ポートフォリオはWordPressとnote、どっちがいい?
→ 両方あるのがベスト。 ミキさんの場合、問い合わせの9割がnote経由。noteはドメインパワーが強く検索にヒットしやすいため、非常に重要。両方作り、相互にリンクを貼るのが理想的。
(※noteにはプロフィールページに「お仕事依頼」などのタブを追加できる機能があり、これも活用すべきです) - 継続案件になる?
→ 継続になることが多いです。そのためにも、最初の1記事で質の高い仕事をすることが非常に重要です。 - 近所に強いライターがいる場合は?
→ 気にする必要はありません。ライターによって視点や得意分野は異なります(例:独身者の視点 vs 子育て世代の視点)。むしろ、協力できる関係性を築ける可能性もあります。 - 大手メディアへの直営業は有効?
→ 間に制作会社が入っていることもありますが、直接契約できるケースもあります。何が起こるか分からないので、とにかくアプローチしてみる価値はあります。
【結論】
地方在住であることは、ライターにとって大きな強みです。
「営業」と気負わずに、日常の気づきやリサーチを楽しみながら「自分ならこのメディアで何が書けるだろう?」とワクワクする気持ちで提案先を探すことが、仕事の幅を広げる一番の近道です。
