※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
イベント概要
- イベント名: 4月度 質問回答会「先輩に聞こう!ライターのキャリア&文章についてのお悩み相談会」
- 開催日時: 4月9日
- 目的: Webライターのキャリアや文章に関する悩みを先輩ライターに相談し、解決のヒントを得る。
登壇者紹介
- 司会: おーつーさん (Webライターラボ イベントマネージャー)
- 普段はイベントの司会などで参加者と会うことが多い。
- 講師1: おさむしさん (芦田おさむしさん)
- ライター歴7年目。
- 主にインタビューライティングを中心に活動。
- 最近はAIの進化に対応しつつ、負けないように活動している。
- 講師2: ファルコンさん (東本さん)
- ライター歴4~5年目。
- 金融分野に特化。
- 現在はライター業よりもディレクター業に軸足を移しつつあり、コワーキング運営など複業も行っている。
イベントの流れ説明
- 事前に寄せられた質問への回答。
- その後、チャットでリアルタイムに質問を受け付け、回答。
- キャリアや文章以外の質問も歓迎。
【事前質問1】AI関連記事の編集修正業務についての悩み
質問者: 匿名希望の方
質問内容:
AIで作成された見出しと本文の編集修正業務を依頼されたが、自分で考案した記事の方が質が高いと感じてしまう。
具体的には、
- 見出しの粒度が不揃い。
- 文字数稼ぎのためか見出しが多い。
- 編集してもAIっぽさが残る。
- リサーチが浅く、それっぽい記事が量産されている。
このような記事が読者ニーズを満たせているか疑問。今後、このような業務が増えそうで、ライターとしてのあり方にモヤモヤしている。
AI断固反対ではないが、上手な付き合い方やマインドのヒント、最近のAI効率化・時給アップの風潮についてどう感じるか知りたい。
回答:
- おさむしさんの回答:
- AIを活用した記事作成・編集業務は実際に増えており、自身のクライアントにも同様の動きがある。
- 過去に、AI編集業務を任されたライターが不満をSNSに投稿し、クライアントが見てしまうという問題も発生した。
- AIが生成する構成や文章には、繰り返しや一貫性のなさ、不自然さが目立つことが多いと感じる。
- AIによる編集業務は避けられない時代になった。
- もし自分がAI生成記事の編集を任されたら、AIの痕跡がなくなるほど徹底的に修正する。
- ライターの仕事はAIが出したものを修正することではなく、完成品を作ること。
- AIの力が完成品に及ばないなら、構成から全て見直す。
- AIはあくまで仕事を「手伝ってくれるもの」であり、ライターがAIの下にいてはいけない。
- 心のどこかでAIをライバル、敵と見なす気持ちも持ち続けたい。
- AIが生成したものを修正し、さらにAIにチェックさせるという使い方もしている。
- クライアントにAI生成記事の問題点を指摘し、「構成から私に任せてもらえませんか?」と提案するチャンスと捉えることもできる。
- AIを出し抜くくらいの気概でいたい。
- AIを活用した記事作成・編集業務は実際に増えており、自身のクライアントにも同様の動きがある。
- ファルコンさんの回答:
- おさむしさんの意見にほぼ同意。
- マインドとしては、その案件はライターというよりディレクターとして向き合う。
- 編集プロダクションのディレクターが外部ライターの記事を修正する構図に近い。
- AIが出してきた記事の品質を担保するために、徹底的に修正する。
- しかし、それだけでは消耗するので、おさむしさんの言うように「仕事を巻き取る(構成段階から任せてもらう)」提案をする。
- AIによる作業コスト分を自身の報酬に上乗せできないか交渉する。
- 条件が合わなければ、そのクライアントとはそれまでの関係と割り切ることも。
- または、「自分のプロンプトでAIに書かせた方が良い記事ができますよ」と提案する方法もある。
【司会者からの質問1】どのような場面でAIを使っているか?
質問者: おーつーさん
質問内容:
AIが当たり前になった中で、現役ライターのお二人がどのような場面でAIを活用しているか、具体的な方法やおすすめの使い方があれば知りたい。
回答:
- ファルコンさんの回答:
- 現在はライター業よりディレクター業が中心のため、その視点から。
- ディープリサーチ:
- 例: 飲食店の営業許可に必要な有資格者(行政書士)の業務範囲、法律文の解釈など、専門的な情報を調べる際に音声チャットAIと会話しながら理解を深める。
- 議事録作成:
- Zoom会議の録画データを文字起こしツール(例: Notta)に取り込み、発言者ごとに分離。
- そのテキストデータをChatGPTに投入し、議事録のベースを作成。事実確認後、クライアントに提出。
- これにより「仕事ができる人」という印象を与えられる。
- 壁打ち:
- 車での移動中などに、音声AIと会話しながらアイデアを整理する。
- おさむしさんの回答:
- 主に仕事で使用。悩み事の壁打ちなどには使っていない。
- 記事の骨子作成:
- 中村さんのラボ講座で紹介されたプロンプトを参考に、「プロのライターとして、特定のキーワードで記事を書いてください」といった指示で構成案や叩き台を作成させる。
- 最終チェック:
- 自身で手直しした後、誤字脱字の修正や表記統一などをAIに指示して最終調整。
- インタビュー記事での活用はまだ課題:
- プロンプトが上手くないのか、満足のいく初稿が上がってこず、結局8割方自分で書き直すことが多い。
- 自身の仕事の7~8割がインタビュー記事なので、ここの効率化は今後の課題。
- 時短効果は少ないが、精神的効果は大きい:
- 記事作成の最初のハードル(書き始めの精神的カロリー)を大幅に下げてくれる。
- 仕事始めがスピーディーになり、仕事後の疲労感が軽減された。
【参加者からの質問1】食レポのコツについて
質問者: 夏目めぐみさん
質問内容:
今後、お気に入りのカフェなどの紹介記事を書いていきたい。食レポのコツについてアドバイスが欲しい。
回答:
- おさむしさんの回答:
- 自身は食レポを専門としていないが、考えられることとして。
- 店舗紹介とセットで考える:
- 店の場所、外観、内装、雰囲気など、目で見て感じた印象を片っ端から言語化する。
- 店にたどり着くまでの道程や目に入った情景も描写する。
- 料理の描写:
- 食材や料理が出てきたら、五感をフル活用して言語化する。
- 例: 「鶏もも肉のステーキ」→ 皮のパリパリ感、肉汁の豊富さ、付け合わせとの色彩の対比など。
- 目に入る情報をとにかく細かく描写するトレーニングが近道。
- 食材や料理が出てきたら、五感をフル活用して言語化する。
【参加者からの質問2】X (旧Twitter) のID変更について
質問者: 夏目めぐみさん
質問内容:
XのIDがランダムな長い文字列になってしまっている。分かりやすい文字列でアカウントを作り直した方が良いか? 現在15ポスト、59フォロー。
回答:
- ファルコンさんの回答 (チャットで回答し、口頭でも補足):
- Xの公式ヘルプにIDの変更方法が記載されているので参照すると良い。
- 注意点: ID変更前にメンションされたものは、変更後にリダイレクトされない可能性がある。
- 現在のポスト数やフォロワー数であれば、影響は少ないと思われるので、変更しても良いのでは。
【司会者からの質問2】「今日からWebライター始めます」という人に、まず何をやるようにアドバイスするか?
質問者: おーつーさん
回答:
- おさむしさんの回答:
- 大量の文字数を書くことに耐えられるか試す:
- 1日に3,000~10,000字書くのは、世間一般から見れば「異常」。この作業に耐えられるか確認する。
- 自分の文章でなくても良いので、3時間集中して3,000~5,000字書く体験をしてみる。
- 副業から始める:
- 本業がある状態で、月に1~2本からでも良いので、お金をもらって文章を書く体験をする。
- たとえ少額でも、人からお金をもらって書くことには大きなプレッシャーが伴う。
- 会社員として給料をもらうことと、個人の力で稼ぐことの感覚の違いを理解する。
- そのプレッシャーや責任に耐えられるか、自分に合っているかを確認する。
- 大量の文字数を書くことに耐えられるか試す:
- ファルコンさんの回答:
- おさむしさんの意見に同意。「異常者」だと思う。
- AIとの向き合い方を考える:
- AIに頼りきって記事を量産するのは、ライターを目指すなら避けるべき(AIマーケターなら別)。
- 基礎力を磨く:
- 構成力、文章力をしっかり磨く。
- その上で、営業力、編集力(他者やAIの記事を編集する力)を身につける。
- オフラインや地方の可能性:
- 地方 × ライター × AIには大きな可能性がある。
- 例: コミュニティマネージャー(オンラインだけでなくオフラインも)。高級店の顧客とのコミュニケーション、メルマガ作成など、文字を書くスキルが活かせる。
- 飲食店の取材など、地方ならではの仕事も。
- オンライン・AIが強くなるほど、オフラインでの活動や人間関係が重要になる。
- 地方 × ライター × AIには大きな可能性がある。
- おさむしさんの補足 (ファルコンさんの話を受けて):
- オフラインは非常に大事。
- 自身も東京から栃木県足利市に移住したが、地方の情報発信力はまだ弱いと感じる。
- そういった部分のサポートにライターが入り込む余地はある。
- ただし、地方の仕事が必ずしも地方のクライアントから来るとは限らない。
- 栃木県の仕事でも、発注元が東京の会社であることも多い。
- 地域の仕事にこだわりすぎず、どこから仕事を得られるか柔軟な視点を持つことが重要。
- フリーランスが少ない地域では、オンラインで言われるような理想の働き方ができない場合もある。
【参加者からの質問3】インタビュー記事作成について
質問者: かこさん
質問内容:
- インタビュー相手に「自分が話した内容と違っている」と言われたことはあるか? また、そう言われないように気をつけている点は?
- 構成が先に決まっていると、音源から執筆する際に自分の意見が乗ったり、構成に寄せすぎたりするケースがあると思う。音源から記事化する際に気をつけている点は?
回答:
- おさむしさんの回答 (音源からの記事化が得意):
- 自分の感情を乗せすぎない:
- 「この人はこう思っているだろう」という思い込みはノイズになる。
- 基本的に文字面だけを見るようにする。
- 足りない言葉を「理屈」で埋める:
- 発言の前後関係が不明確な場合、その言葉がどういう流れで出てきたのか、どういう言葉があれば繋がるかを文章構成の観点から考える。
- 情報の補足:
- 音源提供者が専門のインタビュアーでない場合、情報が不足していることが多い(社内では常識だが外部には伝わらない情報など)。
- その会社や個人のWebサイト、過去のインタビュー記事、プレスリリースなどを調べて情報を補い、話の繋がりを理解する。
- 「この話は、以前のあの発表と繋がりますね」といった深掘りが可能になる。
- 自分の感情を乗せすぎない:
- ファルコンさんの補足:
- 音源からの記事化は「怖い」のであまりしていない。
【司会者からの質問3】ぶっちゃけ、ライターコンサルってどう思いますか?
質問者: おーつーさん
回答:
- ファルコンさんの回答:
- 2つの視点がある。
- 受講生が満足できるか、満足させられるか。
- スキルがない人がコンサルをしている場合もあるが、受講生が成果を出し満足しているなら、それは良いサービス。
- 自身のライターとしてのブランディングを毀損しないか。
- 情報発信の仕方によっては、堅い企業クライアントなどからマイナスイメージを持たれる可能性もある。
- コンサルをする前に、どう見られるかを考慮すべき。
- 受講生が満足できるか、満足させられるか。
- 結論としては、やりたければ仕事としてやっても良いと思う。
- 2つの視点がある。
- おさむしさんの回答:
- ファルコンさんの意見にほぼ同意。
- Webライターの仕事が多岐にわたるようになったため(SEO、インタビュー、セールス、LP、ホワイトペーパーなど)、一人のライターが全てのキャリアを望むライターに対してコンサルティングするのは非常に難しい。
- 受講生の希望が途中で変わることも多い。
- そのため、「ライターコンサル」という職業が成立しにくくなっている。
- 名乗る方の責任は非常に重い。自身は怖くてできない。
- ラボの講師は、特定の領域について一方的に話せる立場だが、コンサルは「私の言う通りにすれば上手くいく」という前提があり、その責任は取れない。
- 「やってる人は大丈夫なのかな?」と正直思うこともある。
【参加者からの質問4】インタビュー時の対応と事前準備について
質問者: 金成さん
質問内容:
- インタビューで質問に対する答えが想定外だったとき、次の質問が思い浮かばず時間が空いてしまう。どのように対応しているか?
- インタビューや取材前にどのような準備をしているか?
回答:
- おさむしさんの回答:
- 想定外の答えへの対応 (小手先のテクニック):
- 「そうなんですか?」「そういうことなんですね」「それはこういうことですか?」など、相手の言葉を繰り返したり、確認したりすることで時間を稼ぎ、その間に次の質問を考える。
- 相手がさらに深掘りして話してくれることもある。
- 想定外の答えへの対応 (本質的な対応):
- 自分が描いていたシナリオと違う方向に話が進んでもパニックにならず、「なぜ当初想定していた話と違うのか」を素直にぶつける。
- 例: 「実は事前にこういう情報から、〇〇というお話を伺えるかと想定していました。しかし、今のお話はそれとは異なる視点でしたが、それはなぜですか?」
- これにより、自分の疑問を解消しつつ、相手から裏話や本音、新たな気づきを引き出せる可能性がある。
- 一期一会の機会なので、恥をかいても必要な情報を持ち帰ることを優先する。
- 自分が描いていたシナリオと違う方向に話が進んでもパニックにならず、「なぜ当初想定していた話と違うのか」を素直にぶつける。
- 事前準備:
- 個人なら: 著書、過去のインタビュー記事、SNS(Xなら1~2ヶ月分の投稿を遡るなど)を可能な限りチェック。
- 企業なら: 会社概要、事業内容、プレスリリース(最近の取り組み、目指す方向性など)を読み込み、全体像を把握しておく。
- これにより、「先日のプレスリリースの件と繋がっていますか?」といった質問ができる。
- 前日はよく寝る。
- 想定外の答えへの対応 (小手先のテクニック):
【参加者からの質問5】案件終了後のモチベーション維持について
質問者: 真坂さん
質問内容:
諸事情でクライアントとの案件を5月末で終了すると伝えた。あと1ヶ月半、どうやってモチベーションを保てばいいか不安。
回答:
- おさむしさんの回答:
- 機械的に、淡々とこなす:
- AIなども活用し、自身のメンタルに負荷をかけないようにする。
- ただし、クオリティの担保は大前提。
- モチベーションの波を小さくする:
- 案件ごとにお気に入り度でモチベーションが大きく変動するのは、長期的に見ると不安定。
- 終了間際に質が落ちたり、つまらない仕事で納期遅延を招いたりするリスクがある。
- ある種、工業製品を作るように、一定の品質で淡々と文章を生み出すというマインドも必要。
- 各案件に思い入れを持ちすぎない方が、長くライター活動を続ける上では大切かもしれない。
- 案件ごとにお気に入り度でモチベーションが大きく変動するのは、長期的に見ると不安定。
- 機械的に、淡々とこなす:
- ファルコンさんの回答:
- おさむしさんの意見にほぼ同意。
- 辞める理由による:
- 疲弊しているなら、AIを活用するなどして1ヶ月半をやり過ごす。
- 収入面などポジティブな理由で辞めるなら、次の営業活動などに目を向け、モチベーションに転換する。
- 感謝の気持ちを持つ:
- 円満な辞め方をしているようなので、感謝の気持ちを持ち続けることが大切。
- 業界は狭いので、どこかでまた繋がる可能性もある。
- 「これまでありがとうございました」という気持ちで残りの期間を過ごす。
イベント総括・クロージング
- おさむしさんからの総評:
- 多くの質問に感謝。
- 自身もキャリアは長いが、AIの登場などで業界は激変しており、常に勉強中の身。
- キャリアがあるからこそ伝えられるのは、フリーランスの不安定さに対する精神的なサポート。
- ラボの場を活用し、技術面だけでなくメンタル面やモチベーションについても交流してほしい。
- ファルコンさんからの総評:
- 楽しかった。質問を通じて自身も考える良いきっかけになった。
- リアルタイムでの質問やリアクションは、打ち合わせやインタビュー時のリアクション力を鍛える上でも重要。
- ラボの様々なイベント(質問回答会、ワクワクトーク、ラボトークなど)を活用することで、インタビュー力も向上するのでは。
- 司会者 (おーつーさん) からの連絡事項:
- ラボトークの告知: 3ヶ月に一度、リスナー募集。先輩ライターと話せる機会。
- 今回の募集は4月11日(金) 21時まで。1人3人まで申し込み可能。
- ワクワクトークなど、他のイベントも活用してほしい。
- 本日の感想をXで投稿する際は、おさむしさん、ファルコンさんにメンション歓迎。
- 来月も夜に質問回答会を開催予定。
- ラボトークの告知: 3ヶ月に一度、リスナー募集。先輩ライターと話せる機会。
