※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
基礎から学ぶ店舗取材:アイビーさんによる1からの解説
本日はアイビーさんにお越しいただき、
「基礎から学ぶ店舗取材」を1から解説していただきます。
インタビュー講座は過去にもありましたが、
店舗取材に特化したものは初めてですので、
この機会にぜひアイビーさんのお話を聞いて、
興味を持っていただければと思います。
ではアイビーさん、よろしくお願いします。
アイビーさん:
はい、よろしくお願いします。
「基礎から学ぶ店舗取材を1から解説」ということで、
今日は私アイビーが担当させていただきます。
この講座の対象者と目的
今日の講座は、初めて店舗取材をする人に向けて内容を考えました。
その他にも、
- 店舗取材のやり方を見直したい人
- 他の人のやり方について知りたい人
にとっても、参考になる部分があるかと思いますので、
最後まで楽しんで聞いていただけたら嬉しいです。
最終的な目的は、
皆さんが初めて店舗取材に行く際に、
ストレスや負荷を減らし、自信を持って臨めるようになることです。
参加者の皆さんへの質問とアイビーさんの経験談
早速ですが、皆さんに質問です。
これから初めて店舗取材をする方、取材で一番不安なことは何ですか?
コメントでぜひ教えてください。
(なぜ聞くかというと、今日の講座はボリュームがあるので、
皆さんの不安な点を把握しておきたいからです。)
実は、2年前の私のX(旧Twitter)の投稿にもありますが、
私も取材を始める前は、1人でカフェに入れないくらいの小心者でした。
当時は1人で飲食店に入れないほどでしたが、
今では2年間で延べ200件、月10件ほどの取材に出かけています。
取材以外でも、下調べを兼ねて1人でカフェに行くようになりました。
ですから、今自信がないという方でも、
1件目をトライすれば必ずできますということを伝えたいです。
(参加者コメントより)
- 「質問ができるか不安」
- 「店員さんがフレンドリーじゃないとどうしよう」
そうですよね、不安ですよね。
でも、一つずつ不安を取り除き、分かることが増えてくれば、
普通に喋れるようになると思います。
本日の講座内容
今日の内容は盛りだくさんですが、
特にアポの取り方や記事に盛り込みたい情報のところを、
深くゆっくり話せるように進めていこうと思います。
1. 記事公開までの流れ
まず、記事公開までの流れについてです。
主な違いは3つあると私は考えています。
- 誰がネタ企画を考えるのか
- 例:ゴールデンウィークにファミリーで行きたいファミリーレストラン3選など
- 誰が取材アポを取るのか
- ライターが自分の都合で取るのか、
- 編集部から「何月何日どこどこに誰々さん行ってください」と指示されるのか
- カメラマンは同行するのか(特に飲食店ではよくある論点です)
これらを踏まえ、いくつかの例をスライドで用意していますが、
詳細は後日スライドをゆっくり見て、
ご自身がどのパターンに当てはまるか確認していただければと思います。
なぜなら、サイトによって進め方は全く異なるからです。
実際に契約を結ぶ際には、
そのサイトの担当者からゆっくり話を聞き、
説明を受けて慣れていくことが重要になります。
ライターが記事納品まで担当する場合
皆さんが最初に経験する可能性が高いのは、
実績作りのためにご自身のメディア(例:note)に記事を上げるケースでしょう。
その場合、
- ライターが取材先を選定
- ライターが取材先にアポ取り
- ライターが取材・執筆・納品(自分のタイミングで公開)
という流れが一般的かと思います。
私の経験:
以前は、私が行きたいお店を選定し、編集部と打ち合わせをしていました。
編集部:「なぜそのお店に行くのですか?」
私:「話題になっているお店だからです」「もうすぐ暑くなるのでビールが美味しいお店だからです」など理由を説明。
編集部がOKならアポ取りへ。NGなら別のお店を探す、という流れでした。
現在は、私がお店を選定し、編集部を通さずにアポ取りを行い、納品。
最終的に編集部の本部の人が記事を公開するという流れになっています。
2. 取材先の探し方
取材先の探し方には、以下のような方法があります。
- 街を歩いて探す
- Google マップで探す
- Google アラートにトピックを登録する
- プレスリリースサイトに登録する
- PR会社とつながる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 街を歩いて探す
新しいお店や興味を引く話題がないか、自分の足で探します。
- メリット:
- お店の雰囲気を直接目で見て確認できる
- 周囲の状況(駐車場のあるなし等)を把握できる
- 客層を直接見ることができる
2. Google マップで探す
自分が気づいていない新しいお店が登録されていないか探します。
- メリット:
- 自分で歩くよりも広範囲を一度に確認できる
- 公式サイトのリンクが掲載されている場合があり、見つけやすい
- 写真で外観や内観を様々な角度や時間帯で見れる(口コミ写真など)
3. Google アラートにトピックを登録する
Google アラートは、特定のキーワードに関連する新しい情報が
ウェブ上に公開された際にメールで通知してくれる機能です。
(プライベートでも活用できます)
- メリット:
- 見落としていた情報をキャッチできる
- 自分から探しに行かなくても情報が届くので便利
Google アラートの例:
私の場合、「ウェブライターセミナー」「イベント 神戸」などを登録しています。
すると、「パンイベント」に関する記事がメールで届いたりします。
そのメール内のリンクから、
例えば「阪急ベーカリーの新商品発売」といったプレスリリースをいち早く知ることができます。
これはおすすめです。
4. プレスリリースサイトに登録する
PR TIMES、@Press、ValuePressなど、様々なプレスリリースサイトがあります。
審査がある場合もあるので、個人で登録できるものから始めると良いでしょう。
- メリット:
- 特定の企業からの情報をいち早くキャッチできる
- メールで情報を受信できる
プレスリリースサイトの活用例(PR TIMES):
キーワード検索で「大阪市」「パン屋」などと検索すると、
関連するプレスリリース一覧が表示され、
新しい店舗や新商品の情報をいち早くキャッチできます。
特定の企業(例:株式会社ダイヤ、岡野食品産業)をフォローしておくと、
その企業がプレスリリースを流した際にすぐにメールが届き、情報を見落としません。
プレスリリースの良い点:
多くの場合、記事の下部にお問い合わせ先(担当者名、連絡先など)が記載されています。
メディアユーザー登録(審査あり、メディア保有が前提)をしていると、
これらの情報が見られるため、企業側も取材を望んでいることが多く、
担当者と直接やり取りでき、アポ取りが非常にしやすいです。
(個人ユーザーでは見れない場合もあります)
5. PR会社とつながる
これは最初は難しいかもしれませんが、最も効率的な方法です。
- つながり方:
- SNSで特定の得意な情報(例:パン情報)を発信し続ける
- 興味を持ったPR会社からDMやメールで連絡が来る(新商品の試食、イベント招待など)
- メリット:
- 一度連絡先を交換すると、そのPR会社が担当する他の案件の紹介も期待できる
- 向こうから取材先がやってくる状態になる
注意点:
案件として受ける場合もありますが、
多くは記事掲載の報酬ではなく、飲食代や試食品の提供、
詳しい話を聞かせてもらえる、といった形が多いです。
私の事例:
子供と工場見学に行った話をXやnoteに投稿したところ、
それを見た企業の方から「自社の工場見学に来ませんか?」とお誘いがありました。
(パンと相性が良いと判断されたようです)
新幹線代往復支給、5000円分ほどのお土産付きでした。
案件ではなく、記事化の約束もありませんでしたが、
商品が美味しかったので、Yahoo!ニュースでお土産を紹介しました。
すると、「この人はやってくれるんだ」と認識され、
次に神戸の新店舗オープンの際に「プレオープンに来ませんか?」と声がかかりました。
プレオープンでは一般の取材より詳しい話が聞け、取材がやりやすくなります。
その後も新商品や別店舗の際に声がかかるようになり、
向こうから取材先がやってくる状態になります。
これは少し先の話かもしれませんが、
積極的に連絡先を交換していくと良いでしょう。
3. 店舗取材のアポの取り方
取材先が見つかったら、次はアポ取りです。
DMを送ってスルーされたと落ち込む人もいますが、
各方法にはメリット・デメリットがあります。
どの方法が良いかは、店舗の状況やオーナーさんの価値観によります。
アポ取りの主な方法
- 店舗に電話
- メリット:直接依頼でき、話がスムーズに進む。
- デメリット:相手の状況が見えず、作業の手を止めている可能性がある。営業時間しか繋がらない、スタッフが少ない店も増えている。
- 公式サイトの問い合わせメール
- メリット:相手の都合の良いタイミングで見てもらえる。文字で残るため安心。
- デメリット:古いやり方の場合、見落とされたり使用頻度が低かったりする。URL添付で迷惑メール扱いになることも。
- SNSのDM
- メリット:文字で残り、相手のタイミングで見てもらえる。
- デメリット:迷惑な問い合わせやクレームが多く、DMを見ていない、届かない設定にしている企業も多い。スルーされているのではなく、そもそも届いていない可能性も。
- 直接訪問
- メリット:お店の状況が分かり、タイミングも取りやすい。客として行くことで好印象を持ってもらえる可能性も。
- デメリット:お店が忙しい場合や、担当者不在で話ができないことも。
アイビーさん流 アポ取りの優先順位と工夫
私は以下の優先順位でアポ取りをしています。
- 公式サイトの問い合わせフォーム・メールで送る。
- 返信がなければ、SNSのDMを送る。
- 2~3日経っても返事がなければ、電話をする。
- この際、「先日メール(DM)をお送りした件で」と伝えるとスムーズな場合がある。
- 電話で説明を求められたら説明する(事前にメール文面を準備しているので話しやすい)。
- 電話番号非公開の場合は直接訪問する。
- 事前に送る予定だったメールやDMの文面をコピーし、名刺と一緒にクリアファイルに入れて持参する(封筒だと中身が見えないため)。
- 「担当者の方にお渡しください」と伝える。
これはあくまで一例で、全てケースバイケースです。
突撃訪問(アポなし取材)はダメ?
ダメではありませんし、私も行うことがあります。
しかし、アポを取ってから取材に行った方が、絶対に取材しやすいです。
- ゆっくり話が聞ける。
- お店側も準備ができる(例:写真がきれいに撮れる席の確保、スタッフ増員など)。
- 飲食店なら準備ができていない、雑貨店なら品出し中など、撮影に適さない状況を避けられる。
無許可掲載の怖さ【クイズタイム!】
アポなし訪問する人の中には、無許可で記事を掲載してしまう人がいます。
これがどれだけ怖いか、クイズで見てみましょう。
Q. 無許可で記事を公開したことで、お店側が困ったのは次のうちどれでしょう?
A. 記事にされたことを知らずに、通常営業。スタッフ不足でお客さんを長時間待たせた。
B. 入荷した時だけ使用するブランド食材を、通年使用していると事実と異なる情報が伝わってしまった。
C. 写真に写っていたお客さんの不倫がバレて離婚、訴えられた。
D. 1週間後に移転する店なのに掲載されてしまった。
A. 正解は B でした。
私が聞いた話では、観光地の希少な食材で、
たまたまその年だけ一般の個人店にも卸されたものを、
ライター(ブロガー)が「今日は使っています」という言葉尻を捉え、
タイトルに入れてしまったそうです。
「一般店でも食べられるのか」と誤解した客が来店し、
事情を説明し、少し値引きしたとのことでした。
他の選択肢も実際にあった(あるいは近い)話です。
- A: 小さなお店で、記事掲載を知らず奥さんを休憩に入れていたら客が増え、慌てて呼び戻した。「書くなら言ってほしかった」とのこと。
- C: (ウェブメディアではなくテレビの話)観光地の映像で、モザイクなしで映り込んだ人の不倫がバレた(訴えられてはいない)。
- D: (閉店の話)私が月初にアポ取り連絡をしたら「月末に閉店します」と言われた。アポなしで掲載していたら、掲載後1週間で閉店という事態になっていた。
掲載許可の重要性
記事はお客様とお店をつなぐ架け橋です。
誤情報はもってのほかです。
(間違いは起こりうるので、早急な修正が大切)
お客様に正しい情報を発信できるよう、
できるだけ記事公開前に掲載許可を取りましょう。
せめて、公開前が難しくても、
公開後でも構いませんので、「記事掲載させていただきました」と伝えましょう。
多くの場合、宣伝ありがとうと言われます。怖がらずに伝えましょう。
もしダメだった場合は、素直に記事を取り下げましょう。
(だからこそ、アポ取りをして取材OKか確認する方が良いのです)
アポ取りメールに書くべき内容
店舗側が知りたいのは主に以下の3点です。
- どの媒体に載るのか
- あなたは誰なのか
- どんな取材をするのか(例:外観・内観撮影、食べたメニューを自宅で撮影など)
これらは必ず記載しましょう。
あれば良い項目:
- 完成イメージ(こんな記事になります、と見せると分かりやすい)
- 取材の希望日(こちらから提示)
- 所要時間(30分、1時間など。相手も準備しやすい)
私が必ず書いていること:
- 取材をしたいと思った理由
- 例:「お店の雰囲気が好きで、友人のプレゼント選びは必ずここに買いに来ます」
- 例:「この間食べたこのメニューが美味しかったので、ぜひ紹介したい」
- これを伝えると、無下に断られることは少なく、もし無理でも丁寧な説明が聞けることが多いです。
アポ取りメールの見本(概要):
(右側に表示されていた画像の内容を要約)
- 件名:【取材依頼】媒体名 ライター名「店舗名様」
- 本文:
- 店舗名、ご担当者様
- 初めてご連絡させていただく旨、自己紹介(ライター名、活動媒体)
- 取材目的、掲載媒体の詳細(URLなど)
- 取材したい理由(具体的に)
- 取材内容(撮影場所、インタビュー内容など)
- 所要時間の目安
- 取材希望日時(複数提示、または「ご都合の良い日時をいくつかお教えいただけますでしょうか」)
- 掲載前の原稿確認が可能である旨
- 連絡先(氏名、電話番号、メールアドレス)
言葉遣いは、ビジネスメールにこだわりすぎず、
自分の言葉で必要なことが書いてあれば良いと思います。
(大きな企業の場合は少し緊張しますが)
取材希望日の書き方の工夫:
以前はやり取りを減らすため、定休日を避け3つほど候補日を挙げていましたが、
その日がダメだと返事が来ないことも。
最近は書かないこともあり、
「取材可能な場合は、何月何日までにお返事ください」という一文を入れたり、
逆に「快諾いただけた場合に取材日を設定いたします」と添えることもあります。
ケースバイケースです。
連絡先は絶対に忘れずに記載しましょう。
4. 取材時の持ち物
取材先が決まったら、次は持ち物です。
過去の取材講座と似ていますが、店舗取材ならではの点もあります。
アイビーさんのカバンの中身(基本)
- スマホ(カメラとして使用)
- ICレコーダー
- 三脚(少人数の取材ではあまり使わない)
- ライト(私は使わないが、同僚のカメラマン出身者は窓のない暗い店舗で活用)
- メジャー
- モバイルバッテリー
- メモ帳、筆記用具
- バインダー
- 名刺
バインダーの用途:
店舗取材では、机に座ってじっくり話を聞く形式ばかりではありません。
写真を撮りながら商品の説明を聞いたり、
キッチンで作業中のオーナーに立って短時間話を聞いたりすることが多いため、
立ったままメモを取りやすいようにバインダーを使います。
その日の大まかな質問内容を3つほど書いた紙を挟んでいきます。
ICレコーダーの工夫:
通常のICレコーダーだと、手に持つ必要があり、
スマホで写真を撮る際に邪魔になります。
また、店舗内は音楽や客の声で騒がしいことが多く、
カバンの中だと音がしっかり録れません。
そのため、私は手に巻いて使えるタイプのICレコーダー(プラウドノートピン)を使用しています。
メジャーは何に使う?【クイズタイム!】
企業のインタビューではあまり使わないメジャー。店舗取材では何に使うでしょうか?
(参加者コメント:「パンのサイズを測る」)
A. 正解は、料理の大きさや食器の大きさを測るためです。
(もちろんパンのサイズも測ります)
- 例:「30cm弱の大きなお皿に乗ったワンプレートディッシュ」
- 例:「パンから◯cmはみ出たソーセージのホットドッグ」(パンが小さい可能性もあるため)
- 例:「高さ◯cmのてんこ盛りラーメン」
- 例:「高さ◯cmのパフェ」(食後に食べられるか、これだけでお腹いっぱいになるかの目安に)
私の体験談:
先日コメダ珈琲で大きなハンバーガーを食べた際、
プライベートでメジャーを持っていませんでした。
ストローの紙袋をちぎって大きさを記録し、家で測りました。
それくらい、大きさを表現することは重要です。
プラウドノートピンについて
私が使っているICレコーダー「プラウドノートピン」。
(ゆらりさんが調べてくださったところ、高価で月額料金もかかるようです)
- メリット:
- 腕時計のように手元に巻けるので便利。
- スイッチ一つで録音開始でき、オーナーが突然話し始めても対応しやすい。
- 腕時計、ネックレス、マグネットでカバンにも付けられる。
- 購入理由:
- 話を聞きながらメモを取るのが非常に苦手なので、その克服のため。
高価ですが、それだけの満足度があります。
稼げるようになったら思い出していただければ。私は少し無理して買いました。
5. 記事に盛り込みたい情報
記事にどんな情報を盛り込むかについてです。
まずはレギュレーションチェック!
- 掲載サイトのレギュレーション(執筆ルール)を必ず確認してください。
- どういった順番で紹介されているか
- どんな写真が必要か
- 既存の記事が正解です。まずはよく見ましょう。
- ディレクターさんに確認し、必要項目は必ず取材してきましょう。
構成が決まっていない場合
サイトによっては構成が緩い、「自分で考えていいですよ」と言われることもあります。
その場合の構成例としては、以下のような項目が考えられます。
- 店舗の外観
- お店の雰囲気
- 質問した内容(インタビュー)
- マップ、店舗情報
- 店主さんについて(経歴など)
読者目線で考えることが大切です。
自分が新しいお店に行くとき、
どんな情報があったら嬉しいか、行きたくなるかを目安に記事内容を考えましょう。
必要な情報は人によって価値観がバラバラです。
(統計学を勉強した私が言いますが)大きく分けて3つの情報区分があり、
どれが優勢ということはないので、自分の価値観を信じて書きやすい項目を選びましょう。
(記事の文字数によって優先順位も変わります)
自分の中でテンプレートを見つけることが、早く執筆するための鍵です。
構成が決まれば、必要な写真も決まり、撮影枚数も減らせます。
(私は1店舗で100~200枚撮るので、写真整理に時間がかかります)
アイビーさんの構成例
私は人にスポットを当てるのが苦手なので、
読者の人がお店に行った時の体験を追体験するような構成をよく作ります。
- お店に入る直前(外観、お店の紹介)
- 中に入って最初に見える景色
- 席に座り、メニューを注文し、メニューが出てくるまで
- 最初に視界に飛び込むメニューの情報(見た目、香りなど)
- お店を後にする時の余韻
これらを記事の中に盛り込み、一つの記事を作ることが多いです。
6. よくある質問(Q&A)
過去にオフ会やラボトークでよく聞かれた質問をまとめました。
Q1. 一眼レフカメラを使っていますか?
A. 私はスマホカメラのみで取材をしています。
- 理由:重たいから。これに尽きます。
- その他:高価であること、すぐに使いこなす自信がないこと。
**重要なのは「何で撮るか」ではなく「何を撮るか」**です。
飲食店取材によっては「一眼レフ優遇」「一眼レフ使える人」と書かれていることもありますが、
持っているだけでは意味がありません。練習が必要です。
(過去にメディコミュニティで一眼レフを買ったものの、写真がいまひとつな人も見ました)
それならスマホカメラの方が良い場合もあります。
もし一眼レフ使用条件があっても、
私は一度自分の記事や写真を見てもらい交渉します。
過去にiPhone 12 ProでOKをもらったこともあります(現在は16 Proを使用)。
写真が綺麗であれば問題ないことが多いです。
(カメラに詳しい人も、一般人が使いこなせる最高のカメラはiPhoneだとよく言います)
私はできるだけカメラ機能の高いスマホを買うようにしています。
Q2. 謝礼は必要ですか?
A. 謝礼を支払うケースはあまり聞いたことがありません。
ただし、東京の有名店など、メディアによく出る有名なオーナーさんの場合は、
出演料として支払うケースがあるそうです(相場は不明、交渉次第)。
基本的にはないと思って大丈夫です。
以前は記事掲載の代わりに飲食代などを無償提供してもらうメディアが多かったですが、
現在は、取材に関わる飲食代や商品代はライター側(またはメディア側)が負担するケースも増えてきました。
きちんと支払う方が、オーナーさんもちゃんと対応してくれる傾向があります。
ライターが払うかメディアが払うかは、メディアによりけりです。
(記事代に上乗せしてくれる所、提供でアポを取れと言う所など様々。私はパン活では自腹です)
Q3. 手土産は必要ですか?
A. 手土産も必要ありません。 持っていったこともありません。
ただ、何度も通っていたり、オーナーさんと関係性ができてくると、
例えば1周年記念にお花を持って行ったり、
バレンタインデーにスタッフ皆さんでと菓子折りを持参したことはあります。
手土産よりも、取材後に改めてお店に行って飲食したり、商品を買ったりする方が喜ばれます。
気にしなくて大丈夫です。
Q4. 表現力の鍛え方は?
A. 店舗取材における表現力とは、**「違いをきちんと説明できること」**だと考えています。
ポエムのような表現は基本的には不要です(美しい時もありますが)。
- 例(パン):ふわふわ、もっちり、弾力、パリッ
- 例(お菓子):カリカリ、ガリガリ、パリパリ、サクサク
これらの違いが正しく伝わるように表現することが大切です。
お店の雰囲気も同様です。
「落ち着いて居心地がいい」だけでは伝わりません。
「スタイリッシュ」「モダン風」「薄暗いが逆に落ち着く」「窓からの光で明るい」など、
それぞれの魅力を具体的にアピールしましょう。
これを鍛えるには、とにかく多くの店舗に行き、経験を積むことです。
10店舗より100店舗行った人の方が違いが分かります。
自腹を切ってでも、知識と経験を積むために外に出かけましょう。
コーヒーでも、10店舗、20店舗と飲むうちに違いが分かり、
オーナーさんのこだわりも見えてきます。
「いつもパンを食べ歩いているんです」と伝え、
その違いを表現できれば、オーナーさんの方からお店の魅力を語ってくれることもあります。
知識をつけ、たくさん歩くことが一番です。
Q5. 案件の探し方を教えてください。
A. これはラボの講義で他の講師の方が教えてくださった方法と全く同じです。
- クラウドワークス、ランサーズなど
- X(旧Twitter)、InstagramのDMから声がかかることも
- 求人情報サイト(単発ではなく契約社員や通勤が必要な場合も)
- すでに店舗取材が載っているサイトに直接営業する
店舗取材の案件は、初心者にとってハードルは比較的低く、
サイト探しも難しくないと思います。
ただし、誰でも書ける記事を書いていると単価は低いままです。
いかに自分の中で専門性を出して単価を上げられるかが生き残る鍵です。
(例:飲食店に限らず、アパレル、ナチュラル雑貨、ダイソー専門など)
7. 最後に:店舗取材で最も大切なこと
店舗取材は文章だけでなく、写真も絶対に大事です。
なぜなら、写真だけを見ている人がいるからです。
スクロールして写真しか見ない人もいます。
写真だけ見て「これ食べたい!」「この場所に行きたい!」と
思ってもらえるような魅力的な写真を撮ることが必要です。
それは一眼レフカメラでなくても撮れます。
日頃から、
- 自分が食べたいと思う写真はどんなものか
- ここに行きたいと思う写真はどんな要素があるか
- どんな写真があればプレゼントを買いに行きたくなるか
などに注目しながら、雑誌やウェブメディアを見るのも良いでしょう。
今日お話しした内容はあくまで正解ではなく、ただの基本の一つです。
それも私が知っている基本だけです。
実績を積み重ねながら自分らしさをプラスして、
独自の取材方法を見つけていただけたらなと思います。
最終的に私が一番言いたいのは、「まず足を運んで外に出ましょう」ということです。
自腹を切るのは痛いと感じ、仕事が入るまで行きたくないという人もいますが、
店舗取材では、ライターがどれだけ知識を持っているかをオーナーさんは見ています。
オーナーさん自身が知識が深いので、表面的な知識だけではすぐに見抜かれます。
(知らないことは知らないで大丈夫です)
経験を積むために、
ライターがライティングの本を読むのと同じように、
実際に食べたり、買ってみたり、使ってみたり、遊んでみたりすることが大切です。
(私も今日、イベントに参加して一緒に物作りをしながら話を聞いてきました)
自分の方から一歩踏み出す方が、話は聞きやすくなります。
もちろん文章力も上げる必要はありますが、
写真の美しさは絶対に必要です。
特別なカメラ講座に通うのではなく、
日頃から良い写真のポイントを意識し、自分で探すことが一番です。
たくさん外に出て、たくさん経験を積んで、たくさん記事を書いていれば、
それが仕事につながっていくと思います。
はい、今日の講義は以上になります。
ご清聴いただきありがとうございました。
(司会者からの質疑応答は省略し、講義内容のまとめとさせていただきます。)
