※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
Webライターとして生き抜く方法
〜経験豊富な3名が語る仕事術とキャリア戦略〜
今回は、インタビューライターとして第一線で活躍する久保佳那さんと笹間聖子(ぶんたま)さんをゲストに迎え、中村昌弘さんがモデレーターとなり、「Webライターとして生きていく方法」をテーマに対談が行われました。
仕事の受注方法から単価アップの秘訣、今後のキャリアまで、実践的な内容が語られました。
登壇者紹介
- 久保 佳那(くぼ かな)さん
- フリーランスのWebライター。ライター歴は約16年。
- 求人広告ライター、事業会社のライターを経て、8年前に独立。
- 現在はインタビューライターを中心に活動。
- 主な掲載媒体:「日経クロスウーマン」「Forbes JAPAN」「日本の人事部」「Web担当者Forum」など。
- 笹間 聖子(ささま せいこ)さん(通称:ぶんたまさん)
- 大阪在住のWebライター兼編集者。フリーランス6年目。
- 編集プロダクションに18年勤務後、会社の倒産を機に独立。
- インタビューライターを中心に、編集やコピーライティングも手掛ける。
- 主な掲載媒体:「東洋経済オンライン」「プレジデントオンライン」「月刊ホテレス」「経済界」など。
- 中村 昌弘(なかむら まさひろ)さん(モデレーター)
- 久保さん、笹間さんと共にライターコミュニティ「さとゆみゼミ」の同期。
【第1章】仕事は「人とのつながり」と「売り込み」から生まれる
経験豊富なお二人の仕事の受注方法は、主に「人とのつながり」がきっかけになっているようです。
笹間(ぶんたま)さんの場合
- 東洋経済オンライン
- ライター講座「ライター道場」の卒業課題を、講座の先輩を介して編集部に売り込んだのがきっかけ。
- その企画自体は通らなかったものの、ポートフォリオに書いていた「ホテル業界誌での長年の経験」が編集者の目に留まり、「ホテルの連載を立ち上げたいから書いてみないか」と声がかかった。
- プレジデントオンライン
- ライター講座「上坂塾」の卒業生・編集者が集まる大規模なパーティーで幹事を担当。
- その中で名刺交換した副編集長が、笹間さんのホテルの記事を知っており、「うちでもホテル記事を書いてほしい」と依頼された。
笹間さんは、「売り込みの良さは、まず相手に自分の存在を知ってもらえること。たとえ企画が通らなくても、『ホテルが強いなら、ホテルの仕事を』というように、別の仕事につながる可能性がある」と語ります。
久保さんの場合
- Forbes JAPAN
- 笹間さんと同じく「上坂塾」のパーティーがきっかけ。
- 困っている様子の編集者に声をかけ、自身のポートフォリオを見せたところ、実績として載せていた「コンサルティング会社社長のインタビュー記事」に興味を持ってもらい、仕事につながった。
- 日経クロスウーマン
- 求人広告会社時代の後輩が、雑誌「日経ウーマン」の編集部に在籍。
- 社内で「企業の取材に行ける女性ライター」を探しているという話が持ち上がった際に、後輩から声がかかった。
- その他の媒体
- 「日本の人事部」や「Web担当者Forum」も、元をたどれば「上坂塾」のつながりから受注した。
お二人とも、ライター向けの講座やイベントに積極的に参加し、そこで生まれた「縁」を仕事につなげている点が共通しています。
【第2章】選ばれるための「強み」の作り方と伝え方
数多くのWebライターの中から選ばれるためには、自分ならではの「強み」を明確にし、効果的に伝えることが重要です。
1. 専門分野を持つ
笹間さんの「ホテル」のように、特定の分野での取材経験が豊富だと、「このテーマなら、この人」と指名されやすくなります。
これは意図して作ったものではなく、編集プロダクション時代に偶然担当した仕事が15年続いた結果、自然と強みになったそうです。
2. ポートフォリオを工夫する
自分の強みを分かりやすく伝えるため、ポートフォリオの見せ方も工夫しています。
- タグ付け: 笹間さんはポートフォリオに「企業ストーリー」「ホテル」「教育」など、得意なジャンルをタグとして目立つ場所に記載している。
- 居住地や属性を記載: 「大阪在住」と明記したり、「小学生の息子の母」といったプライベートな情報を加えることで、地域性が求められる案件や、子育て関連の依頼が来るきっかけを作っている。
3. 小さな実績を数珠つなぎにする
久保さんは、Wantedlyで見つけた「中小企業社長のインタビュー」案件をこなしたことで、「社長インタビューができます」という実績を作りました。
その実績が次の「コンサル会社社長の取材」依頼につながり、さらにその実績が「Forbes JAPAN」の仕事につながった、という「わらしべ長者」のような経験を語っています。
最初は小さな案件でも、それが次の大きな仕事への足がかりになります。
【第3章】インタビューライターの今後のキャリアパス
Webライターとして長く活動していくために、お二人は今後のキャリアをどのように考えているのでしょうか。
笹間(ぶんたま)さんの展望
- ディレクターへのシフト: 50歳を迎え、体力的にも現在のペースで書き続けるのは難しいと感じている。
今後は自身が書くのではなく、外部ディレクターとして企画を立て、他のWebライターに執筆してもらうような仕事を増やしていきたいと考えている。 - 講師業への興味: 大勢の前で話す講師業よりも、家庭教師のようなマンツーマン形式で教えることにも関心がある。
久保さんの展望
- 取材は続けたい: 取材が好きなので、インタビューライターを辞める選択肢はない。
- AIにできない領域へ: 最近、企業タイアップ記事などで対談や座談会の形式が増えていると感じている。
複数の人が関わる場でのファシリテーションはAIには難しいため、こうした人間ならではのスキルが求められる仕事は今後も増えていくのではないかと考えている。
お二人とも、書くことを続けつつも、年齢や時代の変化に合わせて、ディレクションや教育、AIには代替されにくい領域へと活動の幅を広げていくことを視野に入れています。
【第4章】長く活躍し続けるWebライターの3つの特徴
長く第一線で活躍しているWebライターには、共通する特徴があると語られました。
- 好奇心が強い: 新しいネタを常にキャッチし、企画を生み出すアンテナを持っている。インタビューにおいても、相手への興味関心が原動力となる。
- 体力がある: 原稿を書き続けるには、精神力以上に体力が必要。体が健康であれば、心も安定しやすい。
- フットワークが軽い: 誘われたら断らず、様々な場所に顔を出すことで、思わぬ人との出会いや企画の種が見つかる。
これらに加え、久保さんはタイアップ案件などでは特に「チーム意識」が重要だと指摘。クライアント、編集者、カメラマンなどと連携し、失礼のないように配慮することが求められると述べました。
【第5章】Webライターとして単価を上げるための視点
単価を上げるためには、単価交渉をするよりも、取引する相手や場所を変える方が効果的です。
- 予算の大きいクライアントと取引する(久保さん)
- 企業の採用予算は潤沢なことが多い。久保さんは、前職の同僚が様々な企業の人事担当者になっているため、そこからの依頼で高単価の案件につながることがある。
- メディアの原稿料には相場があるが、企業のマーケティング予算から捻出される記事は、別の価値基準で価格が決まるため、単価が高くなる傾向がある。
- 地元の印刷会社・デザイン会社とつながる(笹間さん)
- 地域の印刷会社やデザイン会社は、冊子やパンフレット制作の中でライティング業務が発生することがある。
- しかし、つながりのあるWebライターは少ないため、関係性を築いておくと仕事が回ってきやすい。
- これらの案件は広告予算から支払われるため、単価が良いことが多い。
また、笹間さんは「1本3万円以下は受けない」というように、単価の下限を決めることも重要だと語りました。 安価な仕事を受けないと決めることで、マインドが変わり、高単価の案件にアンテナが立つようになります。
【第6章】未経験から案件を獲得する「0→1」の突破法
実績ゼロから最初の1件を獲得するためには、以下のようなアプローチが有効です。
- 小さな有償案件で実績を作る: いきなり大手メディアにアタックするのではなく、まずは単価が安くても「お金をもらって書いた」という実績を作ることが、次のステップにつながる。
- 企業のオウンドメディアを狙う: 芸能プロダクションの公式note(ブログ)に問い合わせて、タレントのインタビュー記事を書いた事例もある。企業が運営するメディアは、比較的アプローチしやすい可能性がある。
- 身近なところで実績を作る: 知り合いの企業などに「無料で対談記事を書かせてほしい」と提案し、企業のウェブサイトに掲載させてもらう。無料であっても、Web上に公開されれば公式な実績として提示できる。
- 基礎を学ぶ: 文章力に自信がなければ、まずは講座に通ったり、編集プロダクションでアルバイトをしたりして、フィードバックをもらいながら基礎を固めるのも一つの手。
【第7章】読者に響くインタビュー記事の企画術
読まれる記事を企画するためには、日々の情報収集と独自の視点が欠かせません。
- 日常の「気になったこと」をストックする: テレビや友人との会話の中で気になったことを覚えておき、別の機会に同じ情報に触れたら、それは多くの人が関心を持つ企画の種かもしれない。
- 「生活者の自分」と「編集者の自分」を持つ: 笹間さんは、日常生活を送る「生活者の自分」を、もう一人の「編集者の自分」が客観的に観察している感覚を持っている。生活者としての自分が驚いたことや心を動かされたことは、企画のヒントになる。
- 絶妙な知名度のテーマを狙う: テレビで誰もが知っているようなメジャーすぎるネタは、逆に関心が薄れてしまうことがある。「なんとなく聞いたことはあるけど、詳しくは知らない」くらいのテーマが、読者の興味を引きやすい。
- プレスリリースサイトを活用する: PR TIMESなどのサイトをチェックし、世に出たばかりの新しい情報をいち早くキャッチして企画にする。
企画を立てる際は、まず企画書をメディアに提出し、採用されてから取材先にアポイントを取るのが一般的です。
【第8章】文章力を向上させるための学び方
文章力は、以下の2つの要素に分解して考えると上達しやすいと久保さんは語ります。
1. 論理的に書く力
- フィードバックをもらう: 自分では伝わっているつもりでも、論理が飛躍していることは多い。他者から客観的な指摘をもらうことが不可欠。
- 文章術の基本を学ぶ: 『新しい文章力の教室』などの本で、「主語と述語を近づける」といった基本的なルールを学び、自分の文章をチェックする。
2. 表現力・読ませる力
- 好きな書き手を真似る: 雑誌などを読み込み、自分が「かっこいい」と感じた表現を真似てみる。久保さんは、Forbes JAPANの記事を書く際に、雑誌を読み込んで文体を研究した。
- 講座でエッセンスを吸収する: 笹間さんは、自分が「こういう文章を書きたい」と思う人が開催する講座に積極的に参加している。一流の講師から直接学ぶことで、その人のエッセンスを効率的に吸収できる。
お二人とも、自己流で学ぶだけでなく、他者からのフィードバックや、お金を払ってプロから学ぶことの重要性を強調していました。
まとめ
今回の対談では、Webライターとして長く活躍するためには、文章力だけでなく、人とのつながりを築くコミュニケーション能力、自分の強みを的確に伝えるセルフプロデュース能力、そして常に新しいことを学び続ける姿勢が不可欠であることが明らかになりました。
お二人の経験談は、これからWebライターを目指す人にも、既に活動している人にも、多くのヒントを与えてくれるものでした。
