※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
【講座概要】Webライターが知っておくべきマーケティングの超基礎
この講座は、WebライターがAI時代を生き抜き、クライアントの売上や利益に貢献できる人材になるために必要なマーケティングの基礎知識を解説するものです。
内容は、講師が運営する無料コンテンツ「Writing Begin Plus」のマーケティング講義をバージョンアップさせたものとなります。
■講師紹介
- 1985年生まれ。マンションデベロッパー、人材メディア運営会社を経て、未経験からWebライターとして独立。
- 不動産特化ライターとして活動後、インタビューや書籍のブックライティング、Kindle編集、メルマガ、LP制作などへ仕事の幅を広げる。
- 2021年から日本最大級のWebライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」を運営。
- 現在はライター業に加え、自身のコミュニティ運営やクライアントへのマーケティング支援も行っている。
- 講師は自身をマーケターではなく、あくまで「ライターとして現場で実践する中でマーケティングを学んできた」と位置づけています。そのため、本講座の内容は机上の空論ではなく、Webライターが明日からどう動くべきかというリアルな視点に基づいています。
第1章 なぜWebライターがマーケティングを学ぶべきなのか
■マーケティングの定義
この講座におけるマーケティングの定義は「商品・サービスを販売する導線を作ること」です。
マーケティングには様々な定義がありますが、ここではシンプルにこのように定義します。
■Webライターがマーケティングを学ぶべき理由
結論から言うと「生き残りやすくなるから」です。
AIの台頭により、特にSEO記事はAIでも書けるようになりました。
もちろん、質の高い記事を作成するにはスキルのあるWebライターによる構成作成や修正が必須ですが、ただ書くだけの仕事は今後厳しくなることが予想されます。
このような時代でWebライターとして長く活躍するための一つの道は、マーケティングの基礎を学び、あらゆる角度からクライアントの売上・利益に貢献できる人材になることです。
SEO記事執筆だけでなく、様々な提案やコンテンツ提供ができるようになるためには、土台となるマーケティング知識が必要不可欠です。
第2章 マーケティング知識の活用事例
ここでは、実際にマーケティングの知識を活かして、SEO記事以外の仕事を獲得した事例を紹介します。
【事例:英会話スクールの案件】
- クライアントの状況
英会話スクールを運営しており、集客媒体の一つとしてオウンドメディアでSEO記事を発信していました。
私はそのメディアのSEO記事を執筆していました。 - 当初の依頼内容
ある時、「SEO記事を数十本リライトしてほしい」という依頼を受けました。
しかし、事前に記事を確認したところ、リライトで大きな効果が出るとは思えませんでした。 - 課題のヒアリングと真の問題点
クライアントに詳しく話を聞くと、「無料カウンセリング(無料レッスン)への申込者が少ない」という課題を抱えていることがわかりました。
クライアントはSEO記事の質を上げれば申込者が増えると考えていましたが、私はSEO記事から遷移する「無料レッスンの申込フォーム」に問題があるのではないかと仮説を立てました。
その申込フォームは非常に簡素で、レッスン内容や受講するメリットなどが十分に伝わらないものだったのです。 - 提案と結果
そこで、「SEO記事のリライトよりも、申込フォームを改善した方が効果的です」と提案しました。
商品紹介ページ(LP)のように、画像などを差し込んだ詳しい申込ページを作成したところ、無事に成約率が改善しました。
このように、マーケティングの全体像(導線)を理解していると、クライアントが抱える課題の根本原因を特定し、どこにメスを入れるべきかがわかるようになります。
第3章 Webライターが学ぶべきマーケティングの3つの基礎
Webライターが仕事の幅を広げるために、まず学ぶべき基礎知識は以下の3つです。
- 売上とは何か
- 消費者行動モデル
- カスタマージャーニー
これらを理解することで、クライアントの課題を特定し、的確な提案ができるようになります。
【基礎1】売上とは何か
クライアントへの貢献とは、突き詰めれば「売上・利益を上げること」です。
そのためには、まず売上がどのように構成されているかを知る必要があります。
■売上の公式
売上は、一般的に以下の式で分解できます。
売上 = 見込み顧客数 × 成約率 × 購入単価 × リピート回数(※サブスクの場合)
■公式を知るメリット
この公式を知っていると、クライアントの課題がどこにあるのか、「どこにメスを入れるべきか」が明確になります。
例えば、
- 見込み顧客が集まっていないクライアント
- 成約率が低いクライアント
では、打つべき施策が全く異なります。
成約率に問題があるのに、見込み顧客ばかり集めても効果は薄いのです。
先の英会話スクールの例では、まさに「成約率」に問題がありました。
■Webライターが貢献できること
- 見込み顧客数を増やす
SEO記事執筆、SNS運用代行など - 成約率を上げる
LPの改善、メルマガ・公式LINEの導入、導入事例やお客様インタビュー記事の作成など - リピート回数を増やす(サブスクの場合)
公式LINEを導入し、購入者と密なコミュニケーションを取る環境を整えるなど
■【コラム】AI時代の好機:「一人マーケター」という道
AIの台頭は脅威であると同時に、Webライターにとっては大きなチャンスでもあります。AIを活用して記事作成などを効率化すれば、SEO記事、メルマガ、SNS運用といった広範囲の業務を一人で担うことが可能になります。
これにより、マーケティング会社に依頼するほどではないが人手が足りない中小企業などのニーズに応える「一人マーケター」として活躍する道が開けます。
【基礎2】消費者行動モデル
消費者行動モデルとは、人が商品やサービスを認知してから、購入・利用するまでの一連の流れ(導線)をモデル化したものです。
これを理解することでも、「どこにメスを入れるべきか」がわかりやすくなります。
ここでは、代表的な「AISAS(アイサス)」モデルを紹介します。
■AISASモデル
- Attention(認知):商品やサービスの存在を知る
- Interest(興味):興味・関心を持つ
- Search(検索):より詳しく調べる
- Action(行動):購入・利用する
- Share(共有):感想などをSNSなどで共有する
■「Webライターラボ」におけるAISASモデルの具体例
- 認知 (Attention)
- SEO記事(例:「Webライター 始め方」)
- SNS(X)での日々の投稿
- 興味 (Interest)
- メンバーへのインタビュー記事
- メルマガや音声配信
- 今回の講座のような一般公開の講義
- 検索 (Search)
- 「Webライターラボ」と検索してLPを見てもらう
- より深く知るための講義
- 行動 (Action)
- 決済システムの整備
- スムーズな問い合わせ対応
- 共有 (Share)
- 質の高い講義の提供
- ハッシュタグ投稿など、口コミの依頼
- 共有された口コミが、また新たな人の「認知」につながる
このように、顧客のフェーズごとに適切な施策を打つことが重要です。
クライアントの活動をこのモデルに当てはめて分析し、「どのフェーズが弱いのか」を見つけることで、的確な提案が可能になります。
【基礎3】カスタマージャーニー
カスタマージャーニーとは、顧客が商品やサービスを購入するまでの道のりを可視化したものです。
AISASのような消費者行動モデルを、より具体的に個別の商品サービスに落とし込んだもの、と考えると分かりやすいでしょう。
ヒアリングや提案の際に非常に役立つツールです。
■カスタマージャーニーマップの作り方
一般的に、以下のようなマップを作成します。
- 横軸:顧客のフェーズ(例:認知、興味、検索・比較、行動、利用)
- 縦軸:各フェーズにおける顧客の「悩み」「行動」「接点(タッチポイント)」「具体的な施策」など
■「Webライターラボ」のカスタマージャーニーマップ(一部抜粋)
| フェーズ | 悩み・ペルソナ | アクション | タッチポイント | 具体的な施策 |
| 認知 | ・低単価で疲弊している<br>・勉強方法がわからない | Webライターに関する情報を集める | X、SEO記事など | ・「Webライター 始め方」記事<br>・高単価ライターのインタビュー記事 |
| 興味 | ・コミュニティは必要?<br>・どんなメリットがある? | オンラインコミュニティの情報を集める | 口コミ(UGC)、メルマガ、音声配信 | ・メルマガでの詳細説明<br>・音声配信での価値観発信<br>・口コミの拡散依頼 |
| 検索・比較 | ・ラボはどんな場所?<br>・他との違いは? | コミュニティについて深く調べる | 口コミ(UGC)、LP | ・LPで商品概要を詳しく説明する |
■カスタマージャーニーの活用法
このマップは、クライアントへのヒアリング時に絶大な効果を発揮します。
このフレームワークに沿って質問することで、クライアント自身も整理できていなかった課題が明確になり、的確でクリティカルな提案につなげることができます。
なお、こうした提案は全く接点のない新規クライアントよりも、すでにSEO記事などで取引のある「既存クライアント」に対して行うのが現実的です。信頼関係の土台があるからこそ、より踏み込んだヒアリングや提案が受け入れられやすくなります。
【全体のまとめ】
- マーケティングの基礎知識があれば、AI時代でもクライアントの売上・利益に貢献できる、価値の高いWebライターになることができます。
- まずは「売上の公式」「消費者行動モデル」「カスタマージャーニー」の3つを理解しましょう。
- これらのフレームワークを使ってクライアントの現状を分析し、「どこにメスを入れるべきか」という課題を特定することが、的確な提案への第一歩です。
- SEO記事やインタビュー記事など、まずは一つのスキルを軸にしながら、今回学んだマーケティングの視点を持ってクライアントと向き合うことで、仕事の幅は着実に広がっていくでしょう。
【質疑応答】
Q1. マーケティング会社に頼むと高額になりがちな業務を「1人マーケター」として請け負う場合、価格設定はどのようにすればよいですか?
A1.
結論として、「価格表」を作成し、それをもとにクライアントと話すのがおすすめです。価格設定の具体的な手順は以下の通りです。
- 相場を調査する
ChatGPTなどを活用し、「公式LINE 構築代行 相場」のように、自分が提供したいサービスの相場が書かれている記事をリサーチします。相場は案件によってバラつきがありますが、大まかな価格感を養います。 - 価格表を作成する
調査した相場を参考に、自身の価格表を作成します。マーケティング会社の相場より少し低めに設定すると良いでしょう。 - 価格表を見せながら交渉する
「相場を調べたところ〇〇円でしたが、今回は1人で身軽に動ける分、△△円で対応します」というように、相場感を提示しつつ、自分に依頼するメリットを伝えてディスカウントする形で提案します。
Q2. カスタマージャーニーマップは、どこから埋めていますか?
A2.
基本的には左上(認知フェーズの悩み・ペルソナ)から埋めていくことが多いです。
ただし、厳密に左上から順番に埋めるわけではありません。
まずクライアントが運営している媒体(Webサイト、SNSなど)を全てチェックします。その中で、「このサイトは導入事例が多いから、検索・比較フェーズで使われているな」と分かれば、先にその部分の「タッチポイント」を埋めることもあります。
最初に全体像を把握しつつ、基本は左上から、分かるところから随時埋めていく、という進め方です。
Q3. 音声配信やメルマガは、認知した人への「教育(ナーチャリング)」という認識で合っていますか?
A3.
はい、その認識で合っています。
一般的に「教育」「ナーチャリング」と呼ばれるフェーズですが、個人的には「信頼関係の構築」と呼んでいます。
カスタマージャーニーマップで言うと、「興味」のフェーズがこれに該当します。
全く知らない人の10分〜15分の音声配信を聞くのはハードルが高いですが、SNSなどで一度認知してくれた人であれば、聞いてくれる可能性があります。
そのため、音声配信やメルマガは、主に「認知」の次の段階である「興味(信頼関係の構築)」フェーズで活用する施策となります。
