※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。
ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。
佐々木ゴウ氏が実践するAIライティングの全手順
これは、Webライターの佐々木ゴウさんが、AIを活用して記事を執筆する際の具体的な流れを実演した内容のまとめです。
はじめに:AIライティングの全体像
今回ご紹介するのは、私が普段から実践しているAIライティングの具体的な手順です。
基本的にはこれまで講座でお伝えしてきた内容ですが、よりスムーズに進められるようにステップ式に組み替えたものです。
プロンプトを細かく作り込んでいるため、再現性高く記事を作成することができます。
この手法を使えば、約40分で1記事がほぼ完成するところまで持っていくことが可能です。
使用する主なツール
- Google AI Studio: Googleが提供するAI開発者向けツール。無料でGeminiなどを利用できるため、今回の実演でメインに使用します。
- Gemini 有料版: 有料機能である「ディープリサーチ」を一度だけ使用します。これは非常に強力な機能です。
- ラッコキーワード: 競合サイトの見出しを調査するために使用します。
【ステップ0】 記事作成の土台となる初期設定
まず、記事を作成する上で絶対に欠かせない情報を、人間が設定します。
- キーワード:
今回は例として「文字起こし 無料」で上位表示を目指します。 - ターゲット読者:
「初心者のWebライター」を想定します。 - 記事のゴール:
最終的に読者に取ってほしい行動を明確にします。
今回は、有名な文字起こしサービス「Notta」に登録してもらうことをゴールとします。
Webライターに仕事が発注される理由は、クライアントの売上に貢献するためです。
記事を読んでもらうだけでなく、最終的なゴール(商品購入やサービス登録)につなげることが非常に重要です。
【ステップ1】 AIに読み込ませる情報を機械的に収集する
次に、AIに記事を生成させるための材料を集めます。
ここまでは、深く考えずに機械的にコピペしていく作業です。
- 競合サイトの切り口:
キーワードで上位表示されている競合サイトがどのような情報を扱っているかは、ユーザーのニーズを知る上で重要な参考情報になります。 - Googleの検索結果:
- AIによる概要(AI Overviews): Googleが検索結果の上部に表示するAIの要約をコピーします。
- 関連する質問: 「他の人はこちらも質問」などの項目があれば、それもコピーします。
- 競合記事の見出し構成(3〜5記事分):
「ラッコキーワード」という無料ツールを使い、「文字起こし 無料」で上位表示されている記事の見出しを抽出します。
ダウンロードしたCSVファイルをGoogleスプレッドシートで開き、見出し部分をまとめてコピーします。
これらの情報を、あらかじめ用意しておいた1万字を超えるプロンプトに貼り付けていきます。
【ステップ2】 AIによるリサーチと構成案の作成
収集した情報を基に、AIに記事の骨子を作らせます。
ここまでの段階では、まだ人間の思考はほとんど介在しません。
- 検索意図の分析:
AIは、インプットされた競合情報などから、ユーザーが何を知りたいのか(検索意図)を分析します。 - 構成案の自動生成:
分析した検索意図と競合情報を踏まえ、AIが最適だと判断した記事の構成案を作成します。
このとき、単に情報を網羅しただけでなく、「なぜこの構成が良いのか」という解説も同時に生成させることで、クライアントへの提案材料としても活用できます。 - 各見出しの要点を作成:
生成された見出しごとに、具体的にどのような内容を書くべきかを箇条書きで出力させます。
この段階で、記事の設計図がほぼ完成します。
【ステップ3】 ディープリサーチによる情報の検証と深化
ここが、今回の手法の重要なポイントの一つです。
AIが作成した構成案が、本当に事実に基づいているか、情報に過不足はないかを徹底的に検証させます。
- Gemini有料版の「ディープリサーチ」機能を使用
ステップ2で作成された構成案と箇条書きをGeminiに貼り付け、「内容に間違いや過不足がないかチェックし、修正してください」と指示します。
ディープリサーチを実行すると、AIがWeb上の膨大な情報を参照し、ファクトチェックや情報の補足を行ってくれます。
この処理には3分から5分ほどの待ち時間が発生します。
この機能は、AIが嘘をつく「ハルシネーション」を劇的に減らすことができるため、月額3,000円程度の課金をする価値が十分にあります。
【ステップ4】 AIの待ち時間に行う「人間ならでは」の作業
AIがディープリサーチを行っている間、人間は人間だからこそできる付加価値の高い作業に時間を使います。
- クライアントのWebサイトを読み込む:
今回で言えば「Notta」の公式サイトを熟読し、サービスの強み、導入事例、ターゲットユーザーなどを深く理解します。 - 一次情報を収集する準備:
クライアントに直接ヒアリングすべき項目(他社との違い、開発秘話など)をまとめたり、実際のユーザーに取材を申し込んだりする準備をします。 - 記事に独自の視点を加える:
AIが生成した構成案を眺めながら、「自分ならこういう情報を追加するな」といった、独自の切り口や考察を考えます。
この時間が、ありふれた記事で終わらせないための重要な工程です。
【ステップ5】 本文執筆と仕上げ
ディープリサーチが完了したら、いよいよ記事を完成させていきます。
- ディープリサーチ結果の反映:
ディープリサーチの結果をAIに読み込ませ、構成案をさらにブラッシュアップさせます。
例えば、すでにサービスが終了している古い情報(例:クローバーノート)を削除し、最新の情報に更新してくれます。 - 人間による最終調整と指示:
ステップ4で考えた独自の視点や追加したい情報を、「こういう要素を追加してください」と具体的に指示します。 - 本文の執筆:
完成した構成案に基づき、AIに本文を執筆させます。
その際、以下のような細かい指示を与えて品質をコントロールします。- 文体: 「ですます調」にする。
- 構成: PREP法を意識させる。
- 禁止ワード: AIが使いがちな「〜なのです」や、根拠が曖昧になりがちな「〜でしょう」といった表現を避けるように指示する。
- 仕上げ:
本文が完成したら、リード文、まとめ、タイトル、メタディスクリプションを生成させ、一つの記事として統合します。
完成度とWebライターの役割
この一連の流れにより、約25分で完成度75%程度の記事が出来上がります。
では、Webライターの価値はどこにあるのか。
それは、この75%を100%に引き上げる残りの25%にこそあります。
- 取材で得た一次情報を加える
- 具体的な成功事例やお客様の声を盛り込む
- 読者の心に響く、より刺さる表現に磨き上げる
- 最終的なファクトチェックを行う
AIは土台作りを圧倒的に効率化してくれますが、最後の血を通わせる作業は人間の役割です。
AIのおかげで生まれた時間を使って、この「25%」の質をとことん高めることが、これからのWebライターには求められます。
最終的に、AIが生成した「一般的に4〜6時間かかります」のような曖昧な情報の根拠が不明な場合は、ディープリサーチで再度裏付けを取らせるか、「筆者の周りのライターに聞くと〜」のように主観に寄せることで、無責任な記述を避ける工夫も重要です。
