要約:ディレクター・編集者講座※講師祭り切り抜き

※AIツールを利用して、今回の話を要約しました。

ほぼ修正はしてないので実際の内容と相違している部分があります。
参考資料としてお使いください。

»本編(動画やスライドが見れる)はこちら


講義概要:ディレクター、編集者のデメリットを知ろう

講師:悠木まちゃさん

この講義は、Webライターのキャリアパスとして語られることの多い「ディレクター」「編集者」という仕事について、巷で言われる「楽に稼げる」「時給が高い」といったメリットだけでなく、あえて語られてこなかったデメリットや大変な部分に焦点を当てることを目的としています。

メリットだけを信じてディレクターになり、理想と現実のギャップに疲弊してしまう人を減らすために、その実態を詳しく解説します。


1. ディレクター・編集者の仕事内容と役割

■ 仕事の流れ(商流)

ディレクターや編集者がどのような立ち位置で仕事をしているか、まず全体の流れを理解することが重要です。

  • エンドクライアント(大元の依頼主)
    • メディアを運営する企業やサイト運営者など。
  • 制作プロダクション(編プロ)やWebマーケティング会社
    • エンドクライアントから数十記事単位でまとめて発注を受ける。
  • ディレクター・編集者
    • 制作会社から案件を受け、全体の管理や品質担保を行う。
  • Webライター
    • ディレクターから依頼を受け、記事を執筆する。

【ポイント】

  • エンドクライアントからWebライターへ直接依頼が来るケースもありますが、上記のように間に会社が入る構造が一般的です。
  • ディレクターは制作会社の代表として、エンドクライアントと直接やり取りをすることが多くあります。
  • エンドクライアントから見ると、ディレクターもWebライターも「制作会社の中の人」という認識になります。

■ 具体的な業務内容

ディレクター・編集者の仕事は多岐にわたります。案件によって担当範囲は異なりますが、一般的には以下のような業務があります。

1. SEO対策

  • 記事のキーワード選定
  • 公開後の効果測定、レポート作成
  • (※専門の担当者がいる場合も多く、ディレクターが担当しないケースも多い)

2. クライアント対応

  • エンドクライアントとのミーティングや連絡
  • 単価や納期に関する交渉
  • クライアントへの請求書作成代行

3. 進捗管理

  • 案件全体のスケジュール管理
  • 案件の段取り
    • Webライターのアサイン交渉
    • Webライターが足りない場合の採用活動
    • 各工程(構成作成、執筆、編集、クライアント確認)の納期設定

4. 採用・育成

  • 案件に適したWebライターのアサイン
  • 執筆された記事へのフィードバック(修正理由や改善点を伝える)

5. 納品物の品質担保

  • 構成チェック:キーワードに対し、必要な情報が網羅されているかリサーチして確認。
  • 記事の編集:誤字脱字や文法修正だけでなく、内容の不足を補うための大幅な加筆・修正。
  • クライアントからの修正依頼への対応:Webライターに再依頼、またはディレクター自身で修正。

6. 環境整備・事務

  • 業務マニュアルの作成、随時更新
  • Webライターの報酬管理(執筆本数や単価をまとめて経理に報告)

2. ディレクター・編集者に必要なスキル

ディレクターや編集者には、文章力だけでなく、多様なスキルが求められます。

  • 実務スキル
    • 文章力・編集力:記事の品質を高めるための基本的な力。
    • 段取り力・管理能力:複雑な案件をスムーズに進めるための計画力。
    • 事務スキル:マニュアル作成や報酬管理などを正確に行う細やかさ。
  • コミュニケーション能力
    • 対エンドクライアント:要望を正確に汲み取り、時には交渉も行う能力。
    • 対Webライター:分かりやすく的確な指示や、成長を促すフィードバックを行う能力。

【ディレクターと編集者の役割分担】
案件によっては、役割が分かれていることがあります。

  • 編集者:主に「記事の編集」と「Webライターとのコミュニケーション」を担当。
  • ディレクター:主に「エンドクライアント対応」と「案件全体の管理」を担当。
  • もちろん、これらすべてを一人で担う「ディレクター兼編集者」という役割も多いです。

3. ディレクター・編集者のデメリット(何が大変なのか)

悠木さんが考える「ディレクターの三大大変なこと」は以下の3つです。

  1. 時間がない
  2. 作業量が多い
  3. 精神的負担・ストレスが多い

では、なぜそうなるのか。具体的な4つの要因を解説します。

① エンドクライアントとのやり取りが大変

  • 簡単なチャットの返信一つでも、丁寧な文面を考えるため15分~30分はかかります。
  • クライアントからの要望を、そのままWebライターに伝えても意図が伝わらないことがあり、「翻訳」する手間が発生します。
  • 時には無理な依頼をWebライターにお願いしなければならない、という精神的な負担もあります。

② 振り回される・自由度が低い

  • クライアントからの急な連絡や修正依頼には、即時対応が求められます。Webライターのように「今日は予定があるので明日対応します」とは言いにくい立場です。
  • Webライターが期日に間に合わない場合、ディレクターが代わりに記事を修正したり、最悪の場合、記事を執筆したりすることもあります。
  • 自分の都合で担当する案件の本数を減らしたり、気軽に案件を辞めたりすることは難しく、Webライターに比べて自由度は低くなります。

③ 記事のクオリティ担保が大変

  • 他人が書いた記事を修正するのは、自分で書くより遥かに大変です。
  • 元の記事の品質によっては、修正に6時間以上かかることもあり、リソースがいくらあっても足りなくなります。
  • 品質の高いWebライターを確保し続けることは非常に困難です。良いWebライターは多忙であり、ディレクターの都合だけで単価を上げることもできません。
  • 品質の低い原稿をそのままクライアントに提出することは許されません。記事の最終的な品質責任は、すべてディレクターが負います。

④ エンドクライアントの要求レベルが高い

  • クライアントは「Webライターを育てる」という視点がないため、手加減は一切ありません。
  • お金を払って発注している以上、「最高のものを納品してほしい」という思いが強く、フィードバックや要望のレベルは非常に高くなります。

4. ディレクターはWebライターの上位互換ではない

よく「Webライターのステップアップはディレクター」と言われますが、悠木さんは「ディレクターはWebライターの上位互換ではない」と断言します。

  • 役割と必要なスキルが全く違うため、向き不向きがあります。優れたWebライターが、優れたディレクターになれるとは限りません。
  • 全員が目指す必要はありません。Webライターの仕事が好きで向いているなら、その道を極めるべきです。
  • 「稼ぐためだけ」にディレクターになるのは推奨しません。これまで述べたように、作業量や精神的負担が大きく、決して楽な仕事ではないからです。
  • 気になるのであれば、一度チャレンジしてみるのは良い選択です。やってみて初めて、自分の向き不向きがわかることもあります。

5. なぜ悠木さんはディレクターを続けているのか?

これほど大変な仕事なのになぜ続けているのか。その一番の理由は「勉強になるから」です。

  • 触れる記事数が多い
    • 編集者として多くの記事に触れることで、圧倒的な量の知識や表現に触れられます。
  • 文章力が上がる
    • 他人の記事を直すという大変な作業を通じて、どうすれば良い文章になるかを深く考えるため、自身の文章力も向上します。
  • レベルの高い要求に応える経験
    • クライアントからのハイレベルな要望やフィードバックに応えることで、自分自身のスキルが磨かれます。
  • 両方の視点が持てる
    • ディレクターとWebライターの両方の立場を経験することで、「ディレクターが何を求めているか」を理解した上で記事を書けるようになり、Webライターとしての質も向上します。

質疑応答のまとめ

  • Q. ディレクター・編集者は何名で担当する?
    • A. 案件によります。1人の時もあれば、案件の規模や運営方針により2名以上の複数体制の時もあります。
  • Q. ディレクターの報酬は成果報酬?
    • A. 担当案件では「記事単価」が多いです。PVに応じた成果報酬は(SEO記事では)経験がありません。
  • Q. ディレクターとWebライターの仕事の割合は?
    • A. 月によりますが、半々くらいです。月によってはWebライターの割合が多くなることもあります。