【メンバーの実体験】相場についての回答まとめ

今回は、Webライターラボの「なんでも質問・相談部屋」に投稿された「相場の回答」についてまとめました。

どれもメンバーの実体験にもとづいた回答ばかりなので、単価に悩んだときの参考にしてください。

ひとつずつ解説します!

目次

注意点

まず注意点から。

相場というのはあってないようなものです。たとえばSEOライティングの案件を見ると、文字単価0.1円の依頼もあれば、文字単価12円の依頼もあります。なんと120倍の差です。

ここまで相場に差がつく業界も珍しいですよね。

レストランに置き換えたら、同じ「フランス料理」の店で、A店は1万円のコース、B店は120万円のコース。

ライターの世界では(というかフリーランスの世界では)そういう状態が普通にあります。一般的には考えられませんよね(笑)

何が言いたいかというと本記事で提示している相場はあくまで「目安」であるということ。これ以上の金額を狙ってもいいし、これ以下の金額になることも十分あり得る。

本当にケースバイケースなのです。

冒頭に記載の通り、メンバーの意見をまとめた記事なので、これが「正解」ではありません!

なので、「え? これ安すぎない!? これ高すぎない!? これ受注本数何本の前提なの!?」という内容があっても、ご容赦ください。

繰り返しますが、あくまでラボメンバーの意見をまとめただけであり、中村だけの意見ではありません!

という前提で読み進めてください~。

1.SEO記事

SEO記事の相場感は、ライター自身のレベル感やジャンル、そしてクライアントの予算や作業範囲によって大きく変わります。

初心者の方

たとえば初心者の場合、以下のような作業範囲と金額であれば妥当でしょう。

・1記事8,000~9,000文字
・WordPress入稿あり
・報酬:8,500円

実績とライター歴にもよりますが、SEOライター業界では「文字単価1円」が脱初心者レベルと言われています。初心者の方は、まず文字単価1円以上を目指すといいでしょう。

専門ジャンルについて

専門的な知識が必要な金融や医療のジャンルでは、文字単価の相場は上がります。

たとえば仮想通貨ジャンルであれば、1.5~3円が相場と言われています。もちろん、それ以上もらっているライターもいますが。

不動産特化ライターなら、実需不動産(居住用不動産)で5円前後は普通で、不動産投資なら7~10円、あるいはそれ以上の案件もあります。

金融特化や薬機法ライターも文字単価5円前後は割と普通な印象。文字単価10円以上も十分に狙えるジャンルです。

とはいえ、やはり単価は経験と実力次第。不動産案件でも文字単価1円のものもあるので、まさにピンキリ。

業務別の相場

また、SEO記事では、構成作成や執筆以外にも追加作業を依頼されることが多いので、作業別の相場も知っておきましょう。

具体的には以下の通り。

・WordPress入稿:1件 2,000円
・フリー画像サイトからの画像選定:1枚 200円
・スクショ画像(加工あり):1枚 300円
・サムネ作成(canva使用):1枚 1,000~1,500円

受注時の依頼内容にないものをお願いされた場合は、追加料金の交渉をしましょう。

2.編集・校正

編集・校正の主な仕事は、ライターが書いた記事の文章をチェックすることです。ライターの進捗管理などは、ディレクターが行います。

編集・校正の相場は1記事1,500~2,000円(2000~3000文字ほど)。

「文字数にもよるが、1記事1,000円では作業量に見合わない」という意見もありました。これも繰り返しますがピンキリです。2~3倍の報酬をもらっている編集者もいるでしょう。

とはいえ、クライアントの中には「記事のチェックはライティングよりも楽にできる」と考えて、価格を安く設定しているクライアントもいます。

そのため受注する際は、スキルに対して対価を支払ってくれるクライアントかどうかを見極めることが大切です。

3.ディレクター

ディレクターの業務範囲はさまざまです。一般的には以下の通り。

①ライターの進捗管理
②構成を作る(あるいはライター作成した構成をチェック)
③ライターが書いた原稿をリライト、またはライターへ修正依頼する
④クライアントとのやり取り

ちなみに、先ほど紹介した「編集・構成」は③だけやる感じです。つまり、ディレクターの方が業務範囲が広い。

そんなディレクターの相場は「文字単価1円~(3,000文字=3,000円~)」くらい。

優秀なディレクターになるほど単価はどんどん上がります。上記の倍以上をもらっているディレクターもごろごろいる印象ですね。

ただ、上記の文字単価以下の案件もあります。たとえば、クラウドソーシングなどでディレクターを新規に募集している案件では、応募者の実力が分からないので、報酬が安く設定されている傾向が強いでしょう。

そのため、既存のクライアントに実力を認められて昇格する方が、報酬は上がりやすいです。

ライターからディレクターへの昇格を打診する場合は、提出している記事の修正がほぼないことが前提。まずはライターとして記事を完璧に仕上げることが必須です。

また、案件によって作業量が違うので、業務範囲と1記事あたりの文字数を確認してから受注しましょう。

4.YouTubeの台本

YouTubeの台本の相場は以下の通りです。

■平均文字単価
・漫画動画:0.7~1.5円
・ゆっくり解説:1円前後
・ビジネス系: 1~2円

■経験者の最大文字単価
・漫画動画:3円
・アニメコント:5円
・ビジネス系:3円

■ディレクターの相場 ※受注本数による
・進捗管理と動画アップなどの作業のみで月5〜10万円
・シナリオチェックやネタづくりなどクリエイティブ部分まで担当するなら月20〜30万円
・立ち上げから関わっていれば、レベシェア(成果報酬)の交渉も可能

YouTubeは、動画のボリュームがチャンネルによって全く違うので、確認した上で交渉すると良いでしょう。

※YouTube台本を書いている人は少ないため、情報量は少なかったです。

5.Kindle編集

Kindle編集の相場は以下の通りです。

・コンテンツを流用する場合:文字単価2円~4円
(たとえば既存のYouTubeをKindleにまとめるなど)

・インタビューして制作する場合:文字単価5円~

印税は見通しが立たないので、「成果報酬(印税の30%をもらうなど)」は避けた方がいいでしょう。文字単価で受注する方が無難。

もし著者と印税を分配するのであれば、ライターの取り分は多くて30%くらいな印象です。

またKindleに挿絵や図の作成も受注する場合の相場は以下の通り。

・デザイナーに外注する場合:1枚2,000~3,000円
・ライターが自分でつくる場合:1枚1,000~2,000円(デザイナーよりクオリティが落ちる前提のため)

なお、表紙を外注すると安くて5000円前後です。

挿絵も表紙も、外注する場合はココナラなどのサービス経由でデザイナーを見つけるケースが多いでしょう。

たとえば以下のように、希望の文字単価+挿絵や表紙の組み合わせで「松竹梅」の見積もりを提出するやり方もあります。

・梅プラン:ライティング+インタビュー一式
・竹プラン:梅に挿絵と表紙作成をプラス
・松プラン:竹に入稿作業をプラス

クライアントが選択しやすく、受注が決まりやすいです。

6.インタビューライティング

取材の単価は以下の通りです。

・記事単価:2~5万円(5000文字前後、交通費別)

一般的に、取材記事は記事単価で発注されることが大半です。

こちらもSEOほどではありませんが、ライターのレベル感、媒体、ジャンルなどによって大きく異なります。

また、インタビューの場合は以下のような「取材に関連する費用」も合わせて考えます。

・交通費
・撮影費(撮影がある場合)
・イベント参加費(イベントの取材の場合)
・宿泊費(泊まる場合)

交通費は実費精算にすると面倒なので、報酬に含む方がいいでしょう。

ただし報酬に含む場合は「遠方の取材については、交通費や宿泊費を別途請求します」と但し書きを付け加えておくとベスト。なお、食費については自己負担のことが多いです。

上記の通り撮影費が含まれる場合があるので、自身で撮影できればそちらも報酬として貰えます。「ライティングと撮影どっちもやります!」というライターもそこそこいる印象。

7.SNS運用代行

投稿に関する細かい業務が多いので、文字単価で考えない方が無難です。

時給に換算し、時給1,000円以下になるなら安いと考えましょう。

以下は、Instagram運用代行の1投稿あたりの相場です。

・初心者:1,000円~(構成+画像作成)
・初中級者:2,000円~(構成+画像作成)
・中級者:5,000円~(構成+画像作成+運用全般)

SNS運用に詳しくないクライアントもいるため、詳細な見積もりがあった方が報酬を交渉しやすいです。

さいごに

ここまで、ラボメンバーの実体験に基づいた相場感について紹介してきました。

繰り返しますが、一般的に定義されている「相場」というのは存在しないので、クライアントやジャンルによって異なることを覚えておいてください。

そのため「自分が理想とする時給」をあらかじめ設定しておくと、報酬について悩んだときに受注するか判断しやすいです。

もし案件を受注するとき、あるいは提案するときに報酬額に迷ったら、ぜひラボの「なんでも質問・相談部屋」で相談してみてください!

執筆:大江かこ
編集・監修:中村昌弘

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